香港でも「ガンダム」は大人気、「EXPO」効果でガンプラ売上げ伸びる。

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1979年のアニメ放映開始以降、現在まで幅広い年代のファンを獲得してきた「機動戦士ガンダム」。その人気は日本を飛び出し、海外にも広がっているが、日本と同じ30年の歴史を持つ香港でも「ガンダム」は多くのファンに愛されている。今年12月には8回目となる「ガンダムEXPO」(2009年12月17日〜2010年1月3日)が開催されるなど、ファンイベントも人気を博しているが、今回、ナリナリドットコムの中国特派員が「ガンダムEXPO」に潜入。“海外ガンプラ伝道師”ことMasked BAKUC氏に会場を案内していただきながら、お話をうかがった。

◎香港でのガンダム人気

香港では日本と同様「ガンダム」の歴史は長い。さかのぼれば初代の「機動戦士ガンダム」が放映されたのは1979年(日本と同じ年)で、以後、「機動戦士Zガンダム」(1992年)、「機動戦士ガンダムZZ」(1993年)、「新機動戦記ガンダムW」(1997年)、「機動武闘伝Gガンダム」(1998年)、「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」(2003年)、「機動戦士ガンダムSEED」(2004年)、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(2006年)、「機動戦士ガンダムOO ファーストシーズン」(2008年)、「機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン」(2010年予定)など、多くのガンダムシリーズが放映されてきた。

ファンの性別は男性が圧倒的に多く、女性ファンが多い「マクロス」などとは対照的だ。しかし、その規模は圧倒的で、各種イベントがあちこちで開催されたりと、異国の香港でも「ガンダム」を楽しむ環境は整っている。

ちなみに、つい最近では香港最大の鉄道路線MTRと「ガンダム」がコラボ。「フィギュア付き限定版ガンダムシリーズ記念チケット」が発売された。反響は非常に良く、アッと言う間に売り切れてしまったことからも、「香港のガンダム人気恐るべし」といったところか。


◎「ガンダムEXPO」に潜入

今回潜入した「ガンダムEXPO」(2009年12月17日〜2010年1月3日まで。場所はホンハム駅メトロポリスモール)は今年で8回目を迎え、香港での「ガンダム」人気に支えられながら、毎年恒例のイベントとなっている。

潜入したのは開催初日。平日(木曜日)にも関わらず、開場時間の昼12時が近付く頃には多くのファンが集結していた。その多くは男性だったが、中には親子連れや若い女性の姿も。特にプラモデル販売エリアの「ガンダムEXPO」限定品コーナーには多くのファンが列をなしており、販売開始までの時間をウズウズしながら待っている人が多かった。

「ガンダムEXPO」の会場を巡るにあたり、今回は“海外ガンプラ伝道師”ことMasked BAKUC氏に帯同していただき、いろいろとお話をうかがった。BAKUCとは「バンダイ・アクション・キット・ユニバーサル・カップ」の略で、海外11か国で催されているガンプラ大会のこと。初めはアジア数か国で催される大会だったが、現在は欧米にも拡大している。そして、そのBAKUCを審査する大事な役目を担っているのが、謎のマスクマンMasked BAKUC氏というわけだ。


◎会場内の様子は?

まずゲートをくぐって会場に入ると、「フォトギャラリー」と書かれた大きなブースが目立つ。ここは今年の夏に日本のお台場で公開された全長18メートルの等身大ガンダムのフォトギャラリーとなっており、ファンは熱心に写真を見ていた。会場を訪れた多くのファンは、すでにネットなどで写真をチェックしていると思われるが、大きなパネル写真の迫力には圧倒されていたようだ。

また、ブースの奥に進むと「機動戦士ガンダムUC」のプラモデルとフォトギャラリーのブースに。「機動戦士ガンダムUC」は、日本では来春映像化されるが、まだ放映未定の香港でもファンの関心は高い。