ベルギーを公式訪問中の天皇皇后両陛下は、フィリップ国王一家と共に、滞在先の城のテラスで撮影に応じられました。

天皇皇后両陛下は日本時間21日午後6時半すぎ、滞在先の王室の別邸「シエルニョン城」のテラスで、ベルギーのフィリップ国王・マチルド王妃一家と撮影に応じられました。

20日、両陛下はベルギーに入り、シエルニョン城に到着した際に、国王夫妻の出迎えを受けられました。

両陛下は国王夫妻と再会を喜びあうと共に、国王夫妻から熱い歓迎の言葉を受けとても嬉しかったということです。

撮影には、長女で皇太子のエリザベート王女(24)、長男のガブリエル王子(22)、二男のエマニュエル王子(20)、二女のエレオノール王女(18)の4人のお子さまも加わりました。

エリザベート王女は、両陛下の長女・愛子さまと同い年で、20日、両陛下がベルギーに到着した際、空港で両陛下を出迎えました。

また、2006年に天皇ご一家がオランダのヘット・アウデ・ロー城で静養された時に、ベルギーのフィリップ国王一家も招かれています。

その時、両陛下はエリザベート王女とガブリエル王子、エマニュエル王子とも会われていて、今回の訪問は20年ぶりの再会だということです。

20日、空港でエリザベート王女が出迎えたことに両陛下は、感動的な再会だったと話していて、今年5月にアメリカのハーバード大学ケネディスクールを修了した王女に、お祝いの言葉を伝えられたということです。

シエルニョン城での滞在は、「静かな環境で旧交を温めたい」というベルギー国王夫妻の特別な配慮によるものです。

1993年に上皇ご夫妻が天皇皇后としてベルギーを公式訪問した際も、当時のアルベール国王夫妻の配慮でシエルニョン城に滞在されていて、この時は当時の紀宮さま(黒田清子さん)も一緒に滞在しています。

今年、日本とベルギーは国交樹立160周年の節目にあたります。皇室とベルギー王室も長年にわたり親交があり、家族ぐるみの交流が続いてきました。

天皇陛下は、学生時代からベルギー王室と交流されてきました。高校2年の夏には旅行で初めてベルギーを訪れ、その後、イギリス留学中を含めて何度も訪問し、同い年のフィリップ国王も含め、家族ぐるみで親交を重ねられています。

また、天皇陛下が浩宮時代に初めて出席された外国王室の結婚式は、イギリス留学中の1984年、フィリップ国王の妹・アストリッド王女の結婚式でした。

また、天皇陛下は1989年にベルギーを訪れた際、このシエルニョン城に一泊されたということです。

天皇皇后両陛下は1999年、お二人で皇太子時代のフィリップ国王とマチルド王妃の結婚式に出席されましたが、この時も当時のアルベール国王夫妻の招きで城を訪れ、昼食をとられたということです。

翌2000年、新婚のフィリップ国王夫妻が来日すると、両陛下は葛西臨海水族園に案内されました。その後も国王夫妻は、2002年のサッカー日韓ワールドカップの機会など、たびたび来日しています。

また2019年には、フィリップ国王夫妻は「即位の礼」に出席し、両陛下と旧交を温めました。

このシエルニョン城で滞在したあと両陛下は、現地時間の22日、ベルギーの首都ブリュッセル北西部にある国王家族のお住まい「ラーケン宮」に移動されます。

23日には歓迎式典やブリュッセル市庁舎訪問などが予定されていて、夜はベルギー国王夫妻主催の晩さん会に出席し、陛下がおことばを述べられる予定です。