ブドウの葉で包むトルファンの羊肉ちまき 中国新疆ウイグル自治区

【新華社ウルムチ6月19日】中国新疆ウイグル自治区トルファン市の料理店では、旧暦5月5日の端午節(今年は6月19日)に合わせ、ブドウの葉で包んだユニークなちまきを売り出した。新鮮なブドウの葉を使い、地元産の羊肉などを包んだもので、葉と羊肉の香りが絶妙に調和し、もちもちとして柔らかく、豊かな風味を持つ独特の味わいに仕上がっている。
トルファン市ではブドウの葉の商品化が住民の収入増を後押しする産業となっている。鄯善(ピチャン)県連木沁鎮の食品加工企業、金枝玉葉食品では、たるに入れた葉の洗浄や選別、塩漬けなどが行われている。これまで使い道のなかった葉が、丁寧な加工を経て欧州に輸出され、ギリシャやトルコなどの伝統的な肉詰め「ドルマ」の材料となる。
地元の素材と創意工夫を融合させたブドウの葉ちまきは、端午節に新たな趣を添え、もっぱら輸出品として海を渡っていたブドウの葉を地元の食卓にも浸透させた。(記者/阿曼)
