スポニチ

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 アイドルグループ「ピュアリーモンスター」が、2年ぶりとなる新曲「しゅがぴゅあ」をリリースした。現在の7人体制について、塙有咲は「個性が強い」と表現する。「誰も被っていなくて。どんな好みの人にも何かしら刺さる7人」。長く活動を続けるグループだからこそ、その言葉には今の体制への確かな手応えがにじんでいた。(「推し面」取材班)

 メンバーの一員として塙が掲げているのは、「ピュアモンのロック担当」という立ち位置だ。「入った時から、このグループのかっこいい部分は自分が担っていきたいと思っていました。かっこよさだけは誰にも譲れないです」

 穏やかな口調とは対照的に、目元には芯の強さが宿っていた。

 自身については「かわいい系ではないと思う」と冷静に分析する。だからこそ、自分の顔立ちやパフォーマンスをどう生かすかを考え続けてきた。その答えの一つが、アイメークだった。

 「目から強さを出したくて、アイメークはめちゃめちゃこだわっています」

 アイラインの引き方、色味、見せ方。その細かな積み重ねが、“らしさ”を形作ってきた。

 一方で、グループ内では「しっかりしている」と言われることが多い。ピュアリーモンスターにはリーダーがいないが、自然とまとめ役を任される場面が増えていったという。

 「他のメンバーが休んだ時は、自分が頑張ろうって思います」。さらりと口にした一言にも、グループへの責任感がうかがえる。

 養成所に入るまでダンス経験はゼロだった。振り付けやフォーメーションも一から学び、「グループとして見せるパフォーマンスをピュアリーモンスターで勉強させてもらいました」と振り返る。ステージ度胸や表現力だけでなく、人としても成長できた実感があるという。

 「ファンの方たちも本当に温かいんです」

 声優として個人で現場に立つ時でも、ピュアモンのファンが支えてくれる。他グループのファンから「ピュアモンさんのファンが盛り上げてくれたから、自分たちも盛り上げたいと思った」と声を掛けられたこともあった。

 「今のメンバーやファンのみなさんに出会えたことが、本当に大きいです。支えてもらっているなって感じますし、だからこそ頑張ろうと思える。アイドルとして活動する決断をしてよかったし、ピュアリーモンスターに加入できて本当に良かったなと思います」。少し照れたように笑いながら、ゆっくりと言葉をつないだ。

 グループの中で、自分の役割を探し続けてきた時間。その中で見つけたのが、“かっこよさ”だった。メンバー、そしてファンへの感謝の思いを胸に刻みながら…。ステージの上でまっすぐ前を見つめる視線には、自分だけの強さが宿っている。