代行ドライバーの運転に激高→車にしがみつかせ暴走・殺害した泥酔男、法の判断は求刑の半分以下…遺族絶句【韓国】
韓国で代行運転手を車の外へ突き飛ばした後、車を運転して殺害した容疑に問われている30代の男に懲役13年の判決が言い渡された。
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亡くなった遺族側はまともな謝罪すら受けていないとして、検察に控訴を求める意見書を提出すると明らかにした。
6月5日、法曹界によると、大田(テジョン)地裁・第12刑事部(キム・ビョンマン部長判事)は殺人などの罪に問われた35歳男の判決公判で懲役13年を言い渡した。事前の検察による求刑量は懲役30年だった。
男は昨年11月14日13時30分ごろ、大田市儒城区(テジョンシ・ユソング)のある道路で、自身を乗せて走っていた60代の代行運転手を運転席の外へ突き飛ばした後、車にしがみつかせたまま約1分40秒間にわたって車を走らせ、殺害した容疑に問われていた。
当時、泥酔状態だった男は代行運転手がスピードバンプを慎重に越えなかったという理由で激高し、暴行を加えたり暴言を吐いたりした容疑も持たれている。
代行運転手からハンドルを奪った後は、道路の縁石や中央分離帯などに数回衝突するなど、乱暴な運転をした。
起訴された男側は、代行運転手への暴行や飲酒運転の容疑は認める一方で殺人容疑だけは否認した。事件当時、自身は過度な飲酒のために記憶がない、いわゆる「ブラックアウト(記憶喪失)」の状態であり、殺意はなかったという趣旨だ。
裁判所は男の容疑をすべて認めた。裁判所は「被告人の心神障害の状態は、酒に酔って自ら引き起こしたものであるため受け入れられない」とし、「他の容疑は認めながらも、罪の重さが最も重い殺人罪についてまったく記憶がないと主張して責任を回避しており、遺族からも許されていない」と非難した。

ただ、裁判所は事件当時、男が酒に酔った状態で突発的に犯行に及んだ点などを、被告に有利な量刑の理由として考慮すると付け加えた。男は起訴後、10回以上にわたって反省文を提出していたという。
一方で同日、代行運転手の遺族は求刑量の半分にも満たない判決の重さにショックを受け、言葉を詰まらせる様子だった。
遺族側の弁護人は「被告人からいまだにまともな謝罪を受けていないにもかかわらず、被告人が反省文を数枚書いたからといって、刑を減らしすぎたようで非常に無念だ」とし、検察に控訴を求める意見書を提出すると説明した。
(記事提供=時事ジャーナル)
