中国Dreame、プレミアム路線で日本市場に本格展開 時短に効く家電をデザイン重視で
最初に結論:
中国Dreame(ドリーミー)がプレミアム性やデザイン性を重視したプレミアム家電を日本に投入
記事の重要ポイント:
1:テクノロジー、インテリジェンス、プレミアム、ファッショナブルの要素で競合メーカーと差異化
2:「時短を、芸術に。」というブランドメッセージで時短のメリットと持つ喜びを訴求
3:スティック型掃除機はまさに「棒」というシンプルスタイルながら高性能
中国Dreame(ドリーミー)が都内で発表会を開催。会場は、有名なブランドショップが軒を連ねる表参道で、デザイン性や先進性を重視した白物家電やスマホをズラリ展示。中国メーカーでは珍しくプレミアムやファッショナブルを前面に押し出し、「中国メーカー=価格勝負」という印象を払拭して「時短に効くプレミアム家電」という立ち位置で日本市場への浸透を狙います。

デザインや性能に優れたプレミアム路線の家電を日本市場に投入し、「中国のロボット掃除機メーカーの1つ」という認識からの脱却を図るDreame。中央右は、Dreameのブランドアンバサダーに就任したフルート奏者でモデルのCocomiさん
日本市場ではロボット掃除機で知られるDreameですが、今回ロボット掃除機の展示はわずか2機種のみ。日本での販売が決定した高級ドライヤーやヘアケア製品、冷蔵庫、ペット向け空気清浄機、新コンセプトの扇風機、スティック型掃除機のほか、日本での展開が決まっていないスマートフォンやドラム式洗濯機、大型冷蔵庫なども展示。「Dreameはロボット掃除機だけのメーカーではない」という印象を前面に押し出していました。

高性能ドライヤーやヘアアイロンなどのヘアケア製品も数多く日本市場に投入。展示コーナーは百貨店のブランドコーナーのよう

現在の主力であるロボット掃除機は、新製品「Aqua10s Roller AE」(右)と現行モデル「Aqua10 Ultra Roller」(左)をすみっこに展示。「Dreameはロボット掃除機だけではない」という意思を感じた
さらに、Dreameの担当者は「テクノロジー、インテリジェンス、プレミアム、ファッショナブルの要素がDreameの製品の4本柱だ」と説明。各製品でコア技術として採用する高速デジタルモーターのテクノロジーだけでなく、各国で多くの賞を受賞したデザインも重要なアピールポイントだとし、性能やデザインを引き上げたプレミアム路線で他社と差異化する考えを明確にしました。
日本市場に向けたブランドメッセージは「時短を、芸術に。」と設定。テクノロジーの力で家事や身だしなみにかける時間を最小限に抑え、好きなことに没頭できる時間が手に入る、ということをアピールします。
独自の機構を備えた高級路線の製品が続々
今回発表した新製品のなかで注目なのが、凹凸のないシンプルなデザインに仕上げたスティック型掃除機「S1」シリーズ。主力モデルは、自動ゴミ収集や充電、各種ツールの収納も可能な自動ゴミ収集ステーションが付属し、手間なくメンテナンスできます。主力モデルは、ヘッドの部分が360度自由に回転する機構も備え、ストレスなく掃除できました。価格は、ゴミ収集ステーション付属モデルが59,800円、自動ドックなしモデルが39,800円。軽さを重視したエントリーモデル「S1 Lite」(29,800円)も用意します。

自動ゴミ収集ステーションが付属する「S1 Station」

充電機能のみを備える「S1」

軽くて扱いやすいエントリーモデル「S1 Lite」

ヘッドの角度は柔軟に調整できるので、ソファの下もラクラク掃除できる

S1 StationとS1のヘッドは360度自在に回り、とてもスムーズに掃除できた
ユニークだと感じたのが、羽根なし扇風機「MF10」(69,800円)。半円形のカバーの前面にある細いスリットから風が出る仕組みで、カバーと本体が回転することで部屋中の空気を攪拌できます。風量も大きく、サーキュレーター的な使い方も可能。

デザインにまず驚く羽根なし扇風機「MF10」。最初に見たときは、どういう仕組みか分からなかった

半円形のカバーの部分がゆっくり回転しながら風を出す仕組み

この細いスリットの部分から風が出る

不思議なデザインだが、とてもカッコいい
ペットのいる家庭を前提とした空気清浄機「FP10」(89,800円)も目を引きました。内部にある円筒形のフィルターが回転し、ブラシでフィルターのゴミや毛を自動で清掃する機能を備えているのが特徴です。

ペットのいる家庭を前提とした空気清浄機「FP10」。円筒形のデザインを採用する

内部に円筒形のフィルターを搭載している

上の窓の部分にブラシが搭載され、フィルターに付着したゴミや毛を自動で清掃する
冷蔵庫は、断熱材を薄くして庫内を広くした幅595mmのスリムモデル「Slimax」(109,800円)を投入します。下2段が両方冷凍庫になっており、冷凍食品の買いだめにも対応。

幅595mmのスリム冷蔵庫「Slimax」(右)。左の大型モデルは日本投入未定とのこと
スマホやエアコンも飛び道具的な仕掛けを用意
日本市場への投入が未定となっている製品も、多くの実機が展示されていました。
まず目を引いたのがスマートフォン。カメラ機能を重視した「AURORA LS1」は、カメラ部がマグネットで着脱できる機構を搭載しているのが特徴。カメラ自体も、1インチの大型センサーを搭載した広角カメラや、115mm相当の超望遠撮影が可能な望遠カメラなど、昨今のハイエンドカメラスマホのトレンドを盛り込んでいます。

カメラ部がマグネットで着脱できる高性能スマートフォン「AURORA LS1」

丸いカメラ部にもバッテリーを内蔵しており、取り外して単独で撮影できる

1インチの大型センサーや超望遠カメラなど、カメラ性能も高い
会場には、カメラ部の周囲にダイヤモンドをはめこんだリングを備えたハイエンドモデル「AURORA 煌めく星空」も展示していました。

カメラ部の周囲にダイヤモンドをはめこんだ「AURORA 煌めく星空」。中東などの地域で大人気とのこと
家庭用エアコン「X-Wind50」も展示。左右で温度や風量を調整する機能を備えており、寒さが苦手な家族と暑い外から帰ってきたばかりの家族がいる場合も、それぞれで温度や風量を調整して快適さを保てます。

家庭用エアコン「X-Wind50」。左右でエアコンの温度や風量を独立して設定できる

日本初お披露目となる階段昇降ロボット掃除機「Cyber X」も展示。内部にロボット掃除機を搭載していて、上のフロアに到着すると自動で飛び出してフロアを掃除する仕組み

磯修 いそおさむ 1996年、アマチュア無線雑誌で編集者としてのキャリアをスタートし、その後パソコン雑誌やWeb媒体の編集者としてデジタル分野の記事を担当。2018年からマイナビニュース・デジタル編集部に加入。専門分野はカメラ、アップル製品とエコシステム、スマートフォン、デジタル家電関連、PCキーボード。画像生成AIなどAIまわりの進化の速さに追いつくべく奮闘しつつ、自身でよい写真を撮影することも心がけている。ニガテな動画撮影は鋭意勉強中。猫が1匹います。 この著者の記事一覧はこちら
中国Dreame(ドリーミー)がプレミアム性やデザイン性を重視したプレミアム家電を日本に投入
記事の重要ポイント:
1:テクノロジー、インテリジェンス、プレミアム、ファッショナブルの要素で競合メーカーと差異化
2:「時短を、芸術に。」というブランドメッセージで時短のメリットと持つ喜びを訴求
3:スティック型掃除機はまさに「棒」というシンプルスタイルながら高性能

日本市場ではロボット掃除機で知られるDreameですが、今回ロボット掃除機の展示はわずか2機種のみ。日本での販売が決定した高級ドライヤーやヘアケア製品、冷蔵庫、ペット向け空気清浄機、新コンセプトの扇風機、スティック型掃除機のほか、日本での展開が決まっていないスマートフォンやドラム式洗濯機、大型冷蔵庫なども展示。「Dreameはロボット掃除機だけのメーカーではない」という印象を前面に押し出していました。


さらに、Dreameの担当者は「テクノロジー、インテリジェンス、プレミアム、ファッショナブルの要素がDreameの製品の4本柱だ」と説明。各製品でコア技術として採用する高速デジタルモーターのテクノロジーだけでなく、各国で多くの賞を受賞したデザインも重要なアピールポイントだとし、性能やデザインを引き上げたプレミアム路線で他社と差異化する考えを明確にしました。
日本市場に向けたブランドメッセージは「時短を、芸術に。」と設定。テクノロジーの力で家事や身だしなみにかける時間を最小限に抑え、好きなことに没頭できる時間が手に入る、ということをアピールします。
独自の機構を備えた高級路線の製品が続々
今回発表した新製品のなかで注目なのが、凹凸のないシンプルなデザインに仕上げたスティック型掃除機「S1」シリーズ。主力モデルは、自動ゴミ収集や充電、各種ツールの収納も可能な自動ゴミ収集ステーションが付属し、手間なくメンテナンスできます。主力モデルは、ヘッドの部分が360度自由に回転する機構も備え、ストレスなく掃除できました。価格は、ゴミ収集ステーション付属モデルが59,800円、自動ドックなしモデルが39,800円。軽さを重視したエントリーモデル「S1 Lite」(29,800円)も用意します。





ユニークだと感じたのが、羽根なし扇風機「MF10」(69,800円)。半円形のカバーの前面にある細いスリットから風が出る仕組みで、カバーと本体が回転することで部屋中の空気を攪拌できます。風量も大きく、サーキュレーター的な使い方も可能。




ペットのいる家庭を前提とした空気清浄機「FP10」(89,800円)も目を引きました。内部にある円筒形のフィルターが回転し、ブラシでフィルターのゴミや毛を自動で清掃する機能を備えているのが特徴です。



冷蔵庫は、断熱材を薄くして庫内を広くした幅595mmのスリムモデル「Slimax」(109,800円)を投入します。下2段が両方冷凍庫になっており、冷凍食品の買いだめにも対応。

スマホやエアコンも飛び道具的な仕掛けを用意
日本市場への投入が未定となっている製品も、多くの実機が展示されていました。
まず目を引いたのがスマートフォン。カメラ機能を重視した「AURORA LS1」は、カメラ部がマグネットで着脱できる機構を搭載しているのが特徴。カメラ自体も、1インチの大型センサーを搭載した広角カメラや、115mm相当の超望遠撮影が可能な望遠カメラなど、昨今のハイエンドカメラスマホのトレンドを盛り込んでいます。



会場には、カメラ部の周囲にダイヤモンドをはめこんだリングを備えたハイエンドモデル「AURORA 煌めく星空」も展示していました。

家庭用エアコン「X-Wind50」も展示。左右で温度や風量を調整する機能を備えており、寒さが苦手な家族と暑い外から帰ってきたばかりの家族がいる場合も、それぞれで温度や風量を調整して快適さを保てます。



