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 ◇交流戦 中日5─1オリックス(2026年5月29日 京セラドーム)

 セ・リーグ最下位の中日が、交流戦首位をキープした。3試合連続の逆転勝ちで10、13年に並ぶ球団最長の交流戦開幕4連勝。12球団唯一4戦全勝だ。

 「切り替えて交流戦からいこうぜという言葉を、みんなそれぞれ自分の仕事はなんだっていうのを意識付けながら取り組んでくれていると俺は思います」

 こう井上監督が振り返ったように、4番が役割を果たした。1―1の7回2死満塁で、細川が決めた。カウント2―2からの5球目、寺西の外角フォークに食らいつき、左前へ決勝2点打。「あの場面で打てて、柳さんに勝ちを付けることができて良かったです」。

 柳も耐えた。再三の危機を背負いながら6回6安打1失点で4勝目。オリックス戦勝利で11球団勝利を挙げ、「そうみたいですね。悪い気はしないし、よかった」と歓迎した。救援陣も応えた。7回以降は橋本、吉田、藤嶋がそれぞれ1回無失点に封じ守り抜いた。

 まだ借金11ながら、リーグ5位・広島に0・5ゲーム差とし、きょう30日にも最下位を脱出する可能性がある。「途中から出す代走とか代打とか、投手も、それぞれが、いい仕事をしてくれている感触がある」と指揮官。井上竜が交流戦の主役の予感だ。(湯澤 涼)