一部メニュー回避も鈴木唯人、右鎖骨の状態は「今やれと言われたらできる」
右鎖骨骨折からの順調な回復ぶりを強調した。日本代表MF鈴木唯人(フライブルク)は合宿4日目も段階的にメニューを消化。対人プレーこそ回避したものの、ボールを使ったトレーニングでは軽快な動きを見せ、順調な復帰過程を印象づけた。
鈴木唯は今月3日のブンデスリーガ第32節・ボルフスブルク戦で相手選手と接触して右鎖骨を骨折。その日のうちに手術を受けると驚異的なスピードで回復し、本大会メンバー入りを果たし、合宿初日から対人以外のメニューをこなし、この日も慎重に負荷を上げながら汗を流した。
本人も回復への手応えを隠さない。「普通に怖くもないんで、できる感覚もある。逆にもうちょっとやりたいなって感じですけど、そこはまだメディカルの方から止められてるんで」。骨折直後から「鎖骨は(プレー)できるケガ」(鈴木唯)とドクターから聞かされていたと言い、「特別そんなに大ケガだとは思ってない」と淡々。恐怖心についても「思ったよりないですね」と言い切った。
その中でも、最も強い覚悟がにじんだのは、ワールドカップ初戦となるオランダ戦への言及だった。
「まずオランダ戦に間に合わなかったら選ばれていない。そこに100%持っていけるという判断の上で選ばれたということだと思っている」。負傷を抱えながらもメンバー入りした理由を自らそう説明した。そして「今やれと言われたらできる感覚ではあるけど、まだ2週間くらいあるので、焦らずに上げている」と冷静に言い、あくまで本大会で最高の状態を作るという強い意思が伝わってきた。
ワールドカップでMF三笘薫(ブライトン)を欠く状況が覆ることはなく、左シャドーでの期待は大きい。しかし鈴木唯は「三笘選手が入っても入らなくても、自分がやれる限りのことをやろうと思っていた」と強調。「しっかりとコンディションを上げてやることが大事」と、あくまで自分自身にベクトルを向けた。
今季はドイツで多くの試行錯誤を重ね、「どれだけチームに1試合通して貢献できるか」を追い求めてきたという。「結果は後からついてくるもの」と語る姿からは単なるアタッカーではない成長も感じさせた。
完全合流はメキシコ・モンテレイでの事前キャンプからとなる予定。それでも鈴木唯の表情に不安はない。「焦らず、でも早くすべてに合流したい」。その言葉通り確実に本番へ歩みを進めている。
(取材・文 矢内由美子)
鈴木唯は今月3日のブンデスリーガ第32節・ボルフスブルク戦で相手選手と接触して右鎖骨を骨折。その日のうちに手術を受けると驚異的なスピードで回復し、本大会メンバー入りを果たし、合宿初日から対人以外のメニューをこなし、この日も慎重に負荷を上げながら汗を流した。
その中でも、最も強い覚悟がにじんだのは、ワールドカップ初戦となるオランダ戦への言及だった。
「まずオランダ戦に間に合わなかったら選ばれていない。そこに100%持っていけるという判断の上で選ばれたということだと思っている」。負傷を抱えながらもメンバー入りした理由を自らそう説明した。そして「今やれと言われたらできる感覚ではあるけど、まだ2週間くらいあるので、焦らずに上げている」と冷静に言い、あくまで本大会で最高の状態を作るという強い意思が伝わってきた。
ワールドカップでMF三笘薫(ブライトン)を欠く状況が覆ることはなく、左シャドーでの期待は大きい。しかし鈴木唯は「三笘選手が入っても入らなくても、自分がやれる限りのことをやろうと思っていた」と強調。「しっかりとコンディションを上げてやることが大事」と、あくまで自分自身にベクトルを向けた。
今季はドイツで多くの試行錯誤を重ね、「どれだけチームに1試合通して貢献できるか」を追い求めてきたという。「結果は後からついてくるもの」と語る姿からは単なるアタッカーではない成長も感じさせた。
完全合流はメキシコ・モンテレイでの事前キャンプからとなる予定。それでも鈴木唯の表情に不安はない。「焦らず、でも早くすべてに合流したい」。その言葉通り確実に本番へ歩みを進めている。
(取材・文 矢内由美子)
