エナジードリンクを“毎日1リットル”飲み続けた酒浸り20代男性の身体に起きた異変「心臓がバクバクしても…」
どうして、普段は「エジソンが1日○時間しか寝なかった理由」とか「あの人気芸能人○○が干された理由」といった、インプレッション稼ぎの動画が多いチャンネルで、まったく売れていない酒浸りのライターを取り上げたのだろうか。案の定、いいね数や再生回数はそこまで伸びていなかった。もっと人選を考えたほうがいいと思う。
それはともかくとして、20代後半で毎晩のようにストロング系缶チューハイ(以下、ストロング系)を何缶も飲み、すっかりアルコール依存症になっていた筆者は、朝から飲みたい気持ちを抑えるため、毎日のようにエナジードリンク(以下、エナドリ)を飲んでいた。
2010年代に、エナジードリンクは市場として定着した。代表的存在である「レッドブル」の本格販売が2006年に始まり、その後、「モンスターエナジー(以下、モンスター)」などの海外メーカーの競合製品も登場し、サントリーフーズの「ZONe ENERGY(以下、ZONe)」といった国内メーカーの商品も好調だ。
筆者は会社に勤めていた頃、毎朝出勤時に近くのコンビニでZONeを購入し、ストローをもらってデスクで飲むようにしていた。レッドブルやモンスターなど人気商品はいろいろあるが、なぜか筆者はZONeの味が好みだった。
まず、レッドブルは高い。250mlで275円もするため、毎日飲んでいたら破産してしまう。それに比べてモンスターは355mlで200円と多少安い。ただ、これはうまく説明できないのだが、缶から直接飲むとアルミの影響か、どこか磯臭く感じる。それが苦手であまり飲まなかった。
◆ZONeは二日酔いに効く(気がした)
その点、ZONeは500ml(販売終了)で200円前後という破格の安さで、味もどこか日本人好みの気がする。ストローをさして冷えたZONeをキューッと飲み込むと、朝から抱えていた二日酔いが吹き飛ばされていくようで、頭が冴え、気分が爽快になる。さらに、ZONeを飲みながらの喫煙がいちばん二日酔いに効く。体が回復していくような感覚になるのだ。
ただ、周囲からしてみれば、真っ黒いボトルに入った変な色のジュースを毎日のように飲んでいる姿は不健康に思われたようで、社内では怪訝な顔をされた。おまけに、飲んでいる本人は気づかないものだが、かなり強烈なニオイがするらしい。
決して不快なニオイというわけではないが、筆者が「プシュッ」と缶を開けると、そのうち「千駄木君が『魔剤』を飲み始めたぞ」と言われるくらい、甘ったるいニオイが周囲に漂うらしい。
酒もそうだが、強いニオイの飲み物が身体にいいわけがない。それでも筆者は、エナドリを飲まなければ二日酔いで頭が重いだけでなく、飲酒欲求のせいで吐き気が止まらなくなる。大変な状態だが、なぜかエナドリを飲めば解決された。
◆栄養ドリンクとエナドリ、何が違う?
ところで、栄養ドリンクとエナドリの違いはご存じだろうか。大まかにいえば、「タウリンが含まれているか否か」である。
たとえば大正製薬の「リポビタンD」、佐藤製薬の「ユンケル黄帝液」、アリナミン製薬の「アリナミンV」などの栄養ドリンクにはタウリンが含まれており、薬機法において「医薬品」または「医薬部外品」に分類される。これは、病気に対する治療や緩和、予防効果が期待されることを意味する。
