ザ・ペニンシュラ東京で蒸籠の湯気に包まれる夜。点心が主役の“体験型ディナー”で心ほどけるひとときを体験

2026年6月30日(火)までの期間限定で、ザ・ペニンシュラ東京2階の中国料理「ヘイフンテラス」にて「Dim Sum Night(点心ナイト)」が開催中。
点心を主役にした新しいディナースタイルで、大きな蒸籠から登場するできたての点心とともに広東料理の魅力を味わえる特別なコース。ラグジュアリーホテルならではの落ち着いた空間で、気負わず楽しめるのも魅力です。今回は期間限定のこちらのコースを編集部が体験しました。

ザ・ペニンシュラ東京のDim Sum Nightを編集部が体験。大きな蒸籠から登場する点心を堪能
店内に足を踏み入れると、柔らかなランタンの灯りに包まれた空間が広がっています。中国・蘇州の古典庭園をモチーフにしたインテリアは、どこか凛とした空気をまとっていて、異国情緒が漂います。ここ、「ヘイフンテラス」は、ザ・ペニンシュラ香港の「スプリングムーン」の姉妹店として知られ、伝統的な広東料理をベースにしながら、日本の旬の食材を取り入れているのだとか。落ち着きのある空間でありながら、どこか親しみやすさも感じられます。
まずは、特製の豆板?とくるみの飴炊き、特製XO醤が運ばれます。くるみの飴炊きの上品な甘さに思わず手が止まりません。
そして、前菜の「北京ダックと広東式焼き物の盛り合わせ」。もちもちの皮とジューシーなダックの組み合わせは王道ながら、やはり特別感があります。クラゲのコリコリとした食感や、しっとりとしたチャーシューのうまみを楽しむこともでき、自然と期待が高まっていきました。

蒸籠を開けた瞬間に心ほどける。7種の点心からお気に入りをご紹介!
このコースの目玉は、やはり蒸籠に並ぶ7種の点心。檜の香りをほのかにまとった蒸籠の蓋を開けると、ふわりと立ちのぼる湯気とともに、色とりどりの点心が姿を現します。どれも主役級の存在感で、見た目の美しさに心が躍りながら、順に味わっていく時間はとても楽しいものです。
まずは「広東焼売」。黄色の皮に赤いとびこがちょこんとのった華やかな1品。噛むとぷちっとした食感が広がり、肉のうまみとともに軽やかなアクセントに。豆板醤を少し添えると、ぐっとコクが深まり味に奥行きが生まれるのも印象的でした。
見た目のかわいらしさに思わず目を奪われたのが、「金魚仕立て海鮮蒸し餃子」。繊細にかたどられたフォルムはまるで小さな工芸品のようで、食べるのが惜しくなるほど。中の海鮮のやさしいうまみと相まって、視覚でも味覚でも楽しめる一皿でした。
なかでも印象的だったのが、「ルビー仕立てフォアグラ蒸し餃子」。ルビー色に仕立てられたもちもちの皮の中に、濃厚なフォアグラのコク。重すぎず、それでいてリッチな味わいで、この日のなかでも特に記憶に残る存在でした。
そしてスタッフさんおすすめの「海鮮の湯葉巻き蒸篭蒸し」。とろりとした湯葉が蒸されることで、よりやさしい口当たりに変わり、中に詰まった海鮮のうまみを包み込んでいます。
それぞれに個性があり、食べ進めるほどに「次はどんな味だろう」と期待がふくらんでいきました。どれが一番好みかを考えながら味わう時間も、このコースならではの楽しみです。

本格広東料理を堪能! 団らんのディナータイムに
続く「上湯スープ蒸し餃子」は、1人1皿で提供されます。透き通った上湯スープには、肉から引き出されたうまみがぎっしりと凝縮されていて、ひとさじごとにじんわりと広がっていきます。大ぶりの餃子の満足感もしっかり感じられました。
「牛肉のオイスターソース炒め」は、噛むほどに甘みが感じられる上質なお肉が主役。この日は最上牛を使用していました。ヤングコーンやパプリカの彩りと食感がアクセントとなり、コクのある味わいに軽やかさが加わっていました。
締めの「香港風醤油焼きそば」は、モヤシと黄韮のシャキッとした食感が心地よく、香ばしさと軽やかさのバランスが絶妙。しっかりとしたボリュームがあるので、最後まで飽きずに楽しめるよう工夫されているのだそうです。
そして食後には、「季節のフルーツ入り杏仁豆腐」が登場。この日は、いちごやゴールドキウイが彩りよく添えられ、見た目にも華やか。口に運ぶと、とろりとなめらかな食感とともに杏仁のやさしい香りが広がり、最後まで品よく、心地よい満足感に包まれる締めくくりでした。

料理と合わせて楽しむ、チャイニーズティーペアリング
今回は、チャイニーズティーマスターが厳選した3杯のノンアルコールティーペアリングも体験しました。
最初に提供されるホワイトティーのスパークリングは、ほんのり甘く繊細な泡が印象的で、コースの始まりをやさしく彩ります。料理との相性も抜群でした。
2杯目はチョイスメニュー。選んだ「龍の雫」は、白毫銀針(はくごうぎんしん)という白茶、栄養豊富で「果物の女王」とも呼ばれる龍眼肉(りゅうがんにく)、ライチシロップがブレンドされたものだそう。ライチの華やかな香りがふわっと広がり、点心とも自然になじむ味わいでした。
最後のブレンドティーは温かく、食後の余韻をゆっくりと堪能できました。

自然と会話が生まれる、新たなシェアディナー体験
このコースの大きな魅力は、大皿でシェアするスタイルであること。自然とテーブルに会話が生まれ、気づけば時間があっという間に過ぎていました。蒸籠の演出や、点心それぞれの個性を楽しむ時間は、まさに“体験”。思わず写真や動画に収めたくなり、特別な夜の思い出としてしっかり残っていきます。
点心を主役としながら、広東料理の奥深さと楽しさを体験できる「Dim Sum Night」。ラグジュアリーホテルの洗練された空間でありながら、どこかリラックスして過ごすことができるので、幅広いシーンに寄り添ってくれます。友人との食事はもちろん、少し特別な日のディナーや家族での食事の場にもぴったり。蒸籠の湯気に包まれながら、五感で味わうひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
◆ディナーの会場は?

幸せの鳥が集うダイニングで「ペニンシュラ」伝統の広東料理や点心を
憧れホテル「ザ・ペニンシュラ東京」2階に店を構える中国料理「ヘイフンテラス」。世界文化遺産に指定される中国・蘇州の古典庭園をモチーフにしたオリエンタルでノスタルジックな非日常空間へ。日本の旬の食材を使用した最高峰の広東料理や点心を味わって。
