試合前のベンチで報道陣の質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)

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 「エンゼルス0−6ドジャース」(15日、アナハイム)

 ドジャースが緊急ブルペンデーで、8投手による継投で2安打完封勝ちした。

 この試合は先発予定だった左腕のスネルが、試合開始4時間半前に登板を回避。左肘関節内遊離体の影響で負傷者リスト入りすることが発表されたが、マウンドに上がった投手はそれぞれの役割をこなした。

 試合後のロバーツ監督は緊急事態をカバーした救援陣について「全員が本当に素晴らしい仕事をしてくれた。(先発)クラインは2回をしっかり投げてくれたし、今日の試合を乗り切れた。明日は何人かは休ませることになると思うけど、ロボ(ロブレスキ)が先発するし、彼なら多くのアウトを取ってくれる。だから、今夜は最高の形で終われたと思う」とたたえた。

 先発マウンドに上がったのは、クラインだった。この試合まで12試合で防御率2・76だった救援右腕は、難しい状況で登板。初回は三者凡退に仕留めたが、2回は2死後に死球と安打で2死一、二塁とした。それでもオハピーを右飛球に打ち取って2回1安打無失点の好投で役割を果たす。

 すると、三回以降はエンリケス、トライネン、ミルズ、ハートがそれぞれ1回無安打無失点でつないだ。七回はベシアが1安打を許したが3三振を奪って無失点。八回はドライヤーが1回無安打無失点の好投を見せた。

 九回はスネルに代わって、メジャーへ昇格したバーンズが1回無安打無失点。6日にカブスを戦力外となり、9日に契約を結んだばかりの30歳左腕が締めくくって快勝した。

 打線は3本塁打を放って6点差をつけた。ロバーツ監督は「今夜は打線が得点を重ねてくれたことで、きょうのような継投策を取ることができた。(抑えの)スコットを3連投させずにすんだのも良かった」と打線をたたえることも忘れなかった。

 今季のドジャースは救援陣が不安を抱えていた。守護神として期待された加入したディアスは4月末に右肘関節に遊離体が見つかって負傷者リスト入りするなど、不安定な状態が続いていたが、嫌なイメージを払拭するような好リレーだった。