会見する森保監督

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 日本サッカー協会は15日、都内で記者会見を開き、2大会連続で指揮をとる森保一監督(57)が6月11日に開幕するW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。直前の試合で左太もも裏を負傷した三笘薫(28)=ブライトン=を選外に。DF長友佑都(39)=FC東京=を選出。史上最多の5大会連続選出となった。長友は前回カタール大会のGK川島永嗣を上回る史上最年長39歳8カ月での選出となった。

 「優勝」を目指すことを公言してきた森保監督は「いろんな抱負を述べることを考えてきたが、改めて思っていることを素直に話したい。感謝の気持ちでいっぱいです。W杯に向けての戦いの中でたくさんの選手たちが日本代表として戦いたいと心を寄せてくれて、歩んでくることができました。アジア予選を戦うために頑張ってくれた選手、これからメンバーを発表しますが、それに向けての強化の試合で頑張ってくれた選手たちだけではなく、多くの選手たちが日本のために戦いたいという気持ちで日本代表のチーム力を支えてくれました。今日選べる選手は26人しかいませんけど、これまで一緒に戦ってくれた選手の思いも持って戦いたい。日本一丸でより多くの日本人の皆さんが結束して、我々と一緒に戦ってくださることで勝つ可能性が高くなる。日本を巻き込んでいくという思いをもって世界に挑んでいく」と、語った後、涙を浮かべながら選手名を読み上げた。「今のベストはこれだと。今世界で戦うために最高の26人を選んだ」と断言した。

 涙が浮かんだワケを問われると、「メンバー発表をそうですね…。選んだ選手に関しては思い切ってプレーしてほしいという思いはありますけど、やはりワールドカップの舞台に立ちたいと思ってもその思いを叶えてあげられなかった選手のことを考えると…はい。感情の部分でコントロールできない部分があるのかなと思います」と神妙に語った。

 9日に左脚を負傷した三笘薫(ブライトン)や、2月に左足首付近を痛めて手術を受けた主将の遠藤航(リバプール)ら主力にけが人が続出する中で判断が注目されていた。

 8大会連続8度目の出場となる日本は、W杯優勝を目標に掲げる。31日には東京・MUFGスタジアム(国立競技場)でアイスランドとの壮行試合に臨む。

 6月14日(日本時間15日)に1次リーグF組初戦でオランダと対戦。20日(同21日)にチュニジア、25日(同26日)にはスウェーデンと顔を合わせる。

 ◇W杯メンバー26人は次の通り。

 【GK】(3人)

 早川友基(27)=鹿島=

 大迫敬介(26)=広島=

 鈴木彩艶(23)=パルマ=

 【DF】(9人)

 長友佑都(39)=FC東京=

 谷口彰悟(34)=シントトロイデン=

 板倉 滉(29)=アヤックス=

 渡辺 剛(29)=フェイエノールト=

 冨安健洋(27)=アヤックス=

 伊藤洋輝(27)=バイエルン・ミュンヘン=

 瀬古歩夢(25)=ルアーブル=

 菅原由勢(25)=ブレーメン=

 鈴木淳之介(22)=コペンハーゲン=

 【MF/FW】(14人)

 遠藤航(33)=リバプール=

 伊東純也(33)=ゲンク=

 鎌田大地(29)=クリスタルパレス=

 前田大然(28)=セルティック=

 小川航基(28)=NECナイメヘン=

 上田綺世(27)=フェイエノールト=

 堂安律(27)=Eフランクフルト=

 田中碧(27)=リーズ=

 中村敬斗(25)=スタッド・ランス=

 佐野海舟(25)=マインツ=

 久保建英(24)=レアル・ソシエダード=

 鈴木唯人(24)=フライブルク=

 塩貝健人(21)=ウォルフスブルク=

 後藤啓介(20)=シントトロイデン=