「ルールを守らない大人を真似しないで」 交通事故遺族が中学生に「命の大切さ」伝える

交通事故によって大切な家族を失った被害者遺族から「命の大切さ」について学ぶ授業が13日、三重県伊勢市の中学校で行われました。
遺族の痛みや悲しみを知ることで犯罪被害者への理解を深めるとともに被害者にも加害者にもならない社会をつくろうと開かれているもので、倉田山中学校の1年生と教職員約130人が参加しました。
講師を務めたのは、2014年、通学途中に横断歩道の自転車横断帯を渡っていて自動車にはねられ、当時高校2年生だった次男の啓介さんを亡くした栗木清美さんです。
栗木さんは、啓介さんが事故にあった当日の状況や病院に搬送されたものの頭を強く打っていて手術ができなかったこと、啓介さんを亡くしてから変化してしまった家族の状況などを、時折声を詰まらせながら振り返りました。
そして、生徒たちに対して「ルールを守らない大人を決してまねしないで、今後はみなさんが手本になって命を守ってほしい」と訴えました。
授業を受けた生徒は「自転車や歩行者のルールをしっかり守って生活したい」「ヘルメットの大切さを家族に伝えたい」などと話していました。
