水迫畜産が牛肉の産地や種類を不適正に表示していた問題です。水迫畜産は枕崎市など3つの自治体にもふるさと納税の返礼品の補償として「本来の返礼品と同等の金券などを送付する」意向を示していたことが分かりました。

この問題は、水迫畜産が県外産を含んだ牛肉を「鹿児島県産」などと表示したもので、販売数量は27トンに上ります。

県内では8つの市と町がふるさと納税の返礼品として取り扱い

不適正表示について水迫畜産は「意図的ではない」としていますが、県警は意図的に産地偽装などをした食品表示法違反の疑いがあるとみて加工場や事務所を家宅捜索しました。

県内では8つの市と町がふるさと納税の返礼品として扱っていて、寄付額はおよそ7億7000万円に上っています。

4市以外の自治体にも「返礼品と同等の金券など」を補償へ

水迫畜産は今月8日までに鹿児島市、姶良市、指宿市、南九州市の4つの自治体に、「本来の返礼品と同等の商品または金券を送付する」と回答。

残る鹿屋市、枕崎市、垂水市、伊仙町のうち3市に対しても返礼品提供事業者を通じて同様の補償を行う意向を伝えていたことが新たに分かりました。

伊仙町もほかの自治体と同様の補償を求める方針

伊仙町には来週、水迫畜産の水迫栄治社長が訪問し謝罪する予定で、町はほかの自治体と同様の補償を求める方針だということです。

水迫畜産はMBCの取材に対し、「担当者が不在で対応できない」としています。