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 ◇ナ・リーグ カブス8―3レッズ(2026年5月7日 シカゴ)

 カブス今永昇太投手(32)が7日(日本時間8日)、レッズ戦に先発し、6回6安打1失点で4勝目を挙げた。右打者が8人並ぶ打線から毎回の10奪三振。チームは9連勝で本拠地では15連勝を飾った。26勝12敗とし、勝率・684はブレーブスと並びメジャートップとなった。

 毎回走者を許しながらも危なげない投球だった。チームトップに並ぶ4勝目を挙げた今永は「自分の持ち味を出すことができた」と振り返った。6回1失点で、今季5度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を記録した。

 「自分の意図しない高めのボールがあった」と言う通り3四球を与えたが、勝負球の制球は間違えなかった。右打者8人が並ぶレッズ打線相手に、直球とスプリットで10三振。全て右打者から、全て空振りで奪った。「三振の数はあまり気にしてなかった」と言いながらも、今季2度目の2桁奪三振でリーグ3位の53奪三振。奪三振率はメジャーでの過去2年を上回る、10・08となった。

 8―0の6回。先頭に一発を許し、失策と四球、内野安打で1死満塁を背負ったものの、2者連続空振り三振で切り抜けた。「自分でつくったピンチを自分で終わらせると決めていた。ちょっと点差もあったので、試したいこともあった」とマウンドでは余裕もあった。今季は得点圏での被打率は・154。この数字もメジャー3年目で最も低い。

 チームは1935年以来91年ぶりとなるシーズン2度目の9連勝。本拠地リグリー・フィールドでの15連勝も、同年に18連勝して以来の記録となった。100年以上の歴史を持つ伝統の球場で白星を積み重ねた今永は「この球場からもらう力には、何か不思議なものがある。タフな試合が続きますが、しっかりと体を整えてやっていきたい」と神妙に語った。