黒星を重ね続けるチェルシー。世界王者の輝きは全く感じられない。(C)Getty Images

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 現地5月4日に開催されたプレミアリーグ第35節で、9位のチェルシーは、16位のノッティンガム・フォレストとホームで対戦。1−3で敗れ、リーグ戦6連敗を喫した。

 相手はヨーロッパリーグ準決勝・第2レグを前に、同第1レグから先発8人を入れ替えていたにもかかわらず、2分、15分、52分に失点。非常に厳しい展開を強いられたなか、90+3分にジョアン・ペドロがオーバーヘッドで得点し、リーグ戦6試合連続の完封負けを阻止するのが精一杯だった。

 リアム・ロシニアを切り、カラム・マクファーレン暫定監督が率いる今も、相変わらず深刻な状況だ。英公共放送『BBC』によれば、ご意見を担う元リバプールのジェイミー・キャラガー氏は、こう言い放った。

「今日のピッチには真のトップクラスが5、6人いたが、フォレストのBチームに敗れてしまった。1年以内に(チェルシーが)PSGを完膚なきまでに叩きのめした事実を考えれば、なおさら衝撃的だ。選手とスタッフ、選手とサポーターの間に、何の繋がりも感じられない。そこには何もない。今の彼らは、まるで崩壊したフットボールクラブのようだ」
 
 名門チェルシーは、昨夏のクラブ・ワールドカップ決勝で、チャンピオンズリーグを制した直後のパリ・サンジェルマンに3−0で完勝した。ただ、それから1年も経たずして、窮地に陥ってしまった。

 対照的にFAカップでは順調に勝ち進んでおり、5月16日に行なわれるマンチェスター・シティとの決勝で、流れを変える大きなきっかけを掴みたいところだが、非常に難しそうだ――それがチェルシーOBマーク・シュワルツァー氏の見解である。

「チェルシーにはもはや言い訳の余地がない。目前に大きな舞台(FAカップ決勝)を控えているチームには見えなかった。それが非常に残念だ。彼らは相手より劣り、意欲が欠けていた。選手たちは責任を取るべきだ」

 聖地ウェンブリーが舞台の決勝を前に、プレミアリーグ第36節でリバプールと敵地で相まみえる。輝きを失った世界王者は、負の連鎖を断ち切れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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