講習会に参加した女性審判員たち(4日、甲子園球場で)=沢野貴信撮影

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 日本高校野球連盟(日本高野連)などは4日、全国審判講習会を甲子園球場(兵庫県西宮市)で行った。

 今夏の第108回全国高校野球選手権大会の審判に選ばれ、甲子園大会初となる女性審判員たちも参加し、聖地の感触を確かめた。講習会は5日も行われる。

 全国的な審判員不足の解消やジェンダー平等の観点から、日本高野連は女性審判の育成を進め、2024年4月の同講習会に女性が初めて参加。その後も研修などを実施し、今年4月に女性審判5人が夏の甲子園でジャッジすることが決まった。この日の講習には4人が参加し、男性審判員らとともにアウト、セーフの動作や判定時の姿勢などを確認した。

 埼玉県高野連に所属する中学校教諭の佐藤加奈さん(39)は、かつて勤務した中学校で野球部顧問になったのを機に、部員の指導に生かそうと審判について学び始めたという。男子のU―18(18歳以下)ワールドカップなどを担当した実績もあり、「夏の甲子園を目指してきたのでワクワクしている。よく通る声を生かし、活発にやりたい」と意気込んでいた。

 大会は8月5日に開幕し、18日間の日程で行われる。