[5.3 プレミアリーグ第35節 マンチェスター・U 3-2 リバプール]

 プレミアリーグは3日、第35節を各地で行い、マンチェスター・ユナイテッドがリバプールを3-2で破った。2-0でからミス絡みで一時同点に追い付かれる苦戦を演じたが、同カードでは2015-16シーズン以来10年ぶりのダブル(ホーム&アウェー連勝)を達成。さらに3試合を残して今季の5位以内が確定し、来季は3シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場することが決まった。

 マンチェスター・Uの本拠地オールド・トラフォードで行われた宿敵対決。昨年10月の前回対戦に2-1で制したホームチームがこの日もゴールを重ねた。

 まずは前半6分、右からのCKをMFブライアン・ムベウモがゴール前に入れると、相手のクリアボールがペナルティエリア外にこぼれ、そこで待っていたMFマテウス・クーニャが右足でボレーシュート。これは相手守備陣のブロックに阻まれたが、再び跳ね返りを受けたクーニャが左足ボレーで突き刺し、先制に成功した。

 さらにマンチェスター・Uは前半14分、MFコビー・メイヌーのインターセプトからテンポよくつなぎ、右サイドのムベウモを起点にカウンターアタックを開始。スルーパスに抜け出したMFブルーノ・フェルナンデスのクロスに反応したFWベンヤミン・シェシュコは決め切れなかったが、二次攻撃からDFルーク・ショーのクロスをブルーノが頭で折り返し、GKが弾いたボールをシェシュコが今度こそ押し込んで2-0とした。

 ところが後半開始時、マンチェスター・Uは負傷したシェシュコに代わってFWアマド・ディアロを投入し、ディアロを右サイドに入れてムベウモを1トップに回すと、この交代が裏目に出た。

 後半2分、敵陣でボールを持ったディアロがカットインから横パスを送ると、これをMFドミニク・ショボスライがインターセプト。逆にリバプールのカウンターにつながると、左右を走るFWコーディ・ガクポとMFジェレミー・フリンポンを尻目にスペースを持ち上がったショボスライがペナルティアーク付近から左足で流し込み、1点差に詰め寄った。

 さらにマンチェスター・Uは後半11分、ゴールキックを組み立てようとしたGKセンネ・ラメンスのキックが短くなり、MFアレクシス・マック・アリスターにカットされると、再びリバプールにビッグチャンス。ショボスライがつないだボールをガクポが冷静に蹴り込み、マンチェスター・Uのまさかの連続ミスを突いたリバプールが同点に追いついた。

 それでも後半33分、マンチェスター・Uが再びリードを奪った。深く押し込んだ状態でクーニャが左にスルーパスを送ると、そこにL・ショーが抜け出し、ふわりとしたクロスをファーサイドに送り込むと、ディアロの折り返しがこぼれ球を誘発。そこに走り込んだメイヌーが右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。メイヌーは先週に2031年までの長期契約延長を交わしたばかりの21歳。試合を通じて攻守に躍動し、最後も大仕事を成し遂げた。

 試合はそのままタイムアップ。3試合を残す3位のマンチェスター・Uが現在6位のボーンマスとの勝ち点差を12に広げ、今季の5位以上を確定させた。プレミアリーグ勢は今季、欧州カップ戦の成績に基づくUEFA協会係数ランキングで首位に立っており、来季の欧州CL出場5枠が確定済み。マンチェスター・Uの3シーズンぶり欧州CL出場が決まった。一方、敗れた4位のリバプールは6位との勝ち点差が6で変わらず、欧州CL出場決定はお預けとなった。