14年9月の全米オープン男子シングルス決勝の舞台に立った錦織(C)共同通信社

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 日本の男子テニスを牽引してきた元世界ランキング4位の錦織圭(36)が日本時間1日、自身のSNSで今季限りでの引退を発表した。

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「これまでのすべてを振り返ったとき、『やり切った』と胸を張って言える自分がいます」などとつづった。

 錦織は17歳でプロ転向後、ジャンプして高い打点から強打を放つ「エア・ケイ」を武器に、日本歴代最多のツアー通算12度の優勝を果たした。世界ランキング4位は、伊達公子と並んで日本勢最高位。本人は明らかにしていないものの、今年9月のジャパン・オープンが現役最後の大会になる見込み。

 引退後について錦織は24年にイベントに出席した際、将来的にジュニア世代の指導に携わりたいとしながらも「(仮に)今年引退したとしても何やろうとかはない。もう2〜3年は世に出たくないと思うかもしれない」と、公の場に姿を現さないと話したことがある。

 錦織はゴルフを趣味としているのは有名な話だ。シーズン中はラウンドできなかったものの、オフに帰国した際には、家族や知人と調整を兼ねてプレーしたという。

 引退後は、これまで「我慢してきた」というゴルフ三昧の日々を送るともっぱらだ。

 さる関係者がこういった。

「錦織はスコア90前後で回り、飛距離は平均280ヤード。コースではスコアを意識するよりも、難しいショットなどを実践することに面白味を感じており、ウッズら大物ゴルファーのプレーを真似して楽しんでいる。本気で取り組めば上達も早いのではないか」

 米国では引退したプロアスリートが米下部ツアーやチャリティー大会に出場するのは珍しくない。米女子開幕戦「ヒルトングランドバケーションズトーナメント オブ チャンピオンズ」では、元プロアスリートが参加する「セレブリティー部門」(賞金50万ドル=約7820万円)が設けられており、今年は男子テニス元世界7位のマーディ・フィッシュ(44)が優勝した。

 錦織も数年後にはラケットをクラブに持ち替えてコースに姿を見せる日が来るかもしれない。

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 錦織と言えば、ちょうど1年前に不倫騒動が報じられたのは記憶に新しい。その「大胆過ぎる逢瀬」は大きな波紋を広げたが、なぜこれほどまでに危機管理能力に乏しいのか。それは“育ち”によるところが大きいようだ。いったいどういうことか。●関連記事 【もっと読む】錦織圭「あり得ない不倫騒動」はなぜ起きた? では、錦織の不倫騒動について詳しく分析している。