「仕事はダメなのにいいこと言うッス」後輩の悪意無き言葉に先輩フリーズ!?言い方…!!コミュニケーションは難しい【作者に聞く】

【漫画】本編を読む
駅員の日常をユニークな動物キャラクターで描く「100日後にやめる契約駅員さん」。現場のあるあるをシュールに切り取る本作から、今回は“アドバイスが思わぬ角度で刺さる”エピソードを紹介する。作者は元駅員のザバック(@theback_blog)さんだ。
■相談に乗ったはずが、なぜかダメ出しを食らう



勤務中、後輩のネズイチ君から「駅の人たちから嫌われてる気がするっす。なにか良い解決方法ないっすか?」と相談を受けるペン助。以前から“話すのが苦手”という空気を感じ取っていた先輩は、「仕事はやはりコミュニケーションが大事だ。相手の立場に立って、その人の好きな話題を振ってみたらどうかな?」と、いかにもそれっぽいアドバイスを投げる。ここまではよくある先輩ムーブである。
■褒めてるんだろうけど…その言い方アリ!?
するとネズイチ君は「なるほどっす。さすがです!ペン助さん仕事はダメなのに良いこと言うっす」と満面の笑み。褒めているのか、刺しているのか、判断に困る絶妙な一言である。
善意100%で放たれた言葉が、なぜかカウンター気味に返ってくるこの構図。ペン助の内心が「イラッ」とするのも無理はないが、どこか憎めない空気が漂うのが本作らしいところだ。
■コミュニケーションはやっぱり難しい
人と関わる仕事であれば、コミュニケーションは避けて通れないテーマである。とはいえ「正しいことを言えば伝わる」とは限らない。むしろ今回のように、言葉の受け取り方ひとつで空気が微妙にズレることもある。だからこそ、相手との距離感や言い方のニュアンスが重要になるのだと気づかされる。
■作者が語る“現場のリアルな処世術”
ザバックさんは「駅員は接客もするので、コミュニケーションは以前から必須だと感じています」と語る。さらに現場で意識していたことについて、「特にややこしいのが上司ではなく、経験年数だけ重ねた先輩たちです。彼らには『常に気配りすること』を意識していました。おっさんたちの話題に合わせて興味を持ったフリをして、褒め讃える!これですよ!」と、やけに具体的な“生存戦略”を明かす。このリアルさが、作品の妙な説得力につながっている。
コミュニケーションの大切さを説いたはずが、まさかの角度で評価されてしまうペン助。正論と現実のズレを笑いに変える本作は、今日もどこかの現場で起きていそうな“あるある”を軽やかに描き出している。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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