タイトル奪取をを目指すセイントエルモズ

写真拡大

 「ユニコーンS・G3」(5月2日、京都)

 セイントエルモズが世代初のJRAダート重賞制覇を目指す。

 前走の1勝クラスVは鞍上の好判断が光った。序盤は後方10番手。向正面でペースが落ち着いたとみるや、すかさず追い上げを開始して3角では2番手を確保した。直線に向いて早々に逃げ馬をパスすると、最後はソラを使いながらでも悠々と後続を振り切った。

 交流重賞・雲取賞勝ち馬リアライズグリントを未勝利戦で撃破したタガノエルーに1馬身3/4差をつけたのだから、価値の高い勝利と言える。小島師は「ペースが落ちついたところでジョッキーが機転を利かせてくれた。時計を詰められたし、タイムも悪くない」と納得の表情でうなずいた。

 ここまで目立つような速い時計は出していないものの、550キロ近い雄大な馬体を大きく使った走りは、スケールの大きさを感じさせる。火曜は美浦Eから坂路で軽く汗を流し、翌日の最終リハに備えた。「状態は悪くないね。今回どういう競馬をするのか楽しみ」と指揮官。一気の重賞制覇へ、期待を持って送り出す。