ベールスホット所属のMF原口元気が27日、ベルギーリーグ昇降格プレーオフ準々決勝パトロ・アイスデン・マースメヘレン戦に先発出場すると、2試合合計スコア3-3で迎えた延長後半11分に“十八番”のカットインシュートで決勝ゴールを突き刺し、チームを準決勝に導いた。

 レギュラーシーズン3位のベールスホットは敵地で行われた第1戦で6位のマースメヘレンに0-1で敗戦。1点ビハインドでホームでの第2戦を迎えると、前半2分にPKで幸先よく先制点を奪ったが、後半立ち上がりに2点を奪われ、苦しい展開に追い込まれた。それでも後半アディショナルタイム1分に劇的な形で2戦合計スコア3-3に追いつき、昇格への望みをつなぐと、最後は原口が主役となった。

 延長後半11分、ボランチでの先発でピッチに立ち続けていた原口は左サイドに流れながらパスを受けると、外に逃げると見せかけて中央に向かってカットイン。寄せてきた相手をキックフェイントでかわすと、ペナルティアーク付近で右足を振り切り、グラウンダーのシュートをゴール左隅に突き刺した。

 浦和レッズ時代から得意としてきた“十八番”のカットイン弾。詰めかけたファンに換気を巻き起こした劇的ゴールが決勝点となり、ベールスホットは昇降格プレーオフ準決勝進出を果たした。なお、この一戦では元名古屋グランパスのMF倍井謙も先発出場し、後半途中までプレーしていた。

 ベールスホットは準決勝でレギュラーシーズン5位から勝ち上がってきたロンメルと対戦。勝てば今季の1部リーグ16位のデンデルとの決勝戦に進出する。