大谷翔平(C)ロイター/Imagn Images

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 開幕から21試合を消化して15勝6敗、勝率.714(日本時間20日現在)と勝ちまくっているのがドジャースだ。

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 勝ち数も勝率もメジャートップ。さすがはワールドシリーズ3連覇を目指すチームとはいえ、このドジャースに食らいついて離れないのが同じナ・リーグ西地区のパドレスダイヤモンドバックスの2球団。2位のパドレスは15勝7敗でドジャースと0.5ゲーム差、3位のダイヤモンドバックスは13勝9敗で2.5差につけている。

 この西地区のハイレベルが、大谷翔平(31)の起用法に影響するという指摘がある。

 大谷は今季、特に投手として早くも優遇措置を受けている。

 初戦から2戦目の登板間隔は山本由伸(27)と佐々木朗希(24)がいずれも中5日だったのに対し、大谷は中7日。16日のメッツ戦は投打同時出場のリアル二刀流ではなく、投手だけの出場だった。大谷の投手のみの出場は5年ぶり。開幕から1カ月経っていないにもかかわらず、いずれも首脳陣が二刀流の負担を考慮した措置だ。

「大谷の登板間隔が空くことによって、シワ寄せは生じる。他の投手の登板間隔が不規則になったり、タイトになったりするわけですから。けれども、波紋が生じても、大谷を投打とも無事にプレーオフの最後まで起用することが、ワールドシリーズ3連覇の近道という判断です」(特派員のひとり)

 とはいえ、同地区がこれだけハイレベルだとプレーオフ進出もいわれるほど早くは決まりそうにないし、いつまでも大谷だけを「特別扱い」する余裕もなくなるのではないか。チームに余裕がなくなれば、大谷自身もまた「配慮」を良しとしないだろう。

「首脳陣にスタメン出場を直訴したことが何度も」

「ライバルのパドレスはオフにFAでブレーブスに移籍したスアレスに代わって抑えに定着したミラー(27)がブレーク。160キロ超の速球とキレのいいスライダーを武器に10試合で1勝7セーブ、いまだに失点していない。10回3分の1で25奪三振と驚異的な数字を残している。一方のドジャースは懸案の抑えに獲得したディアス(32)が11日のレンジャーズ戦でセーブに失敗して以来、故障なのか登板機会がない。独走どころか、追い抜かれる可能性もある。仮にチームがピンチを迎えようものなら、だれより大谷自身がフル回転しようとする。自分の数字以上にこだわっているのがチームの成績。勝利のためなら後先考えず、倒れるまでプレーしてしまうようなところがある。一昨年のワールドシリーズは手術が必要な左肩のケガをしながら最後までプレー。日本ハム時代は体力を考慮して休ませようとした栗山監督に、スタメン出場を直訴したことが何度もあったといいますから」(前出の特派員)

 首脳陣も本人も、ポストシーズンをにらんだ起用を良しとしている場合ではなくなる可能性もあるのだ。

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 緊張がピークを迎えるシーズン終盤、そこに佐々木朗希はもういないかもしれない。実力うんぬんの前に「人間性の問題」でアウト判定され、トレードに出される可能性があるというのだ。いったいどういうことか。●関連記事 【もっと読む】「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠 では、それらについて詳しく報じている。