北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたのを受け、記者団の取材に応じる小泉防衛相=19日、オーストラリア・メルボルン近郊(共同)

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は19日、北朝鮮が同日午前6時10分ごろ(日本時間同)、東部の咸鏡南道新浦から日本海に向けて弾道ミサイル数発を発射したと明らかにした。約140キロ飛行し、日本の防衛省関係者によると、朝鮮半島東岸付近に落下したと推定される。日本の排他的経済水域(EEZ)の外で、被害情報は確認されていない。

 北朝鮮は今月8日にも弾道ミサイルを発射した。北朝鮮メディアは、6〜8日に複数の兵器システムの試験を行い、短距離弾道ミサイル「KN23」に多数の子爆弾を搭載して広範囲に着弾させる兵器の威力を確認したと報じていた。

 日本政府は北京の大使館ルートで北朝鮮に厳重抗議し、強く非難したと発表した。高市早苗首相は19日、情報収集に全力を挙げ、航空機、船舶の安全確認を徹底するよう関係省庁に指示した。

 小泉進次郎防衛相は訪問先のオーストラリアで記者団に「米国、韓国と緊密に連携し、不測の事態に備え警戒監視に万全を期す」と述べた。

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