“放課後おにぎり”元教師が手作り「鶏めし」大分西高校で販売 腹ペコ部活生に大人気
手作りおにぎりが100円。大分市の高校で放課後の部活生にお腹を満たしてもらおうと、かつて教壇に立っていた女性が丹精込めてつくるおにぎりが16日初めて販売されました。
【写真を見る】“放課後おにぎり”元教師が手作り「鶏めし」大分西高校で販売 腹ペコ部活生に大人気
(大倉三奈記者)「こちらで販売されているおにぎりの価格は100円。高校生の懐に優しい値段設定です」
大分市の大分西高校で16日から始まった、手作りおにぎりを販売する取り組み。提供するのは、12年前この高校で家庭科教諭として教壇に立っていた日隈佐喜子さん(67)です。
物価高騰でコンビニのおにぎりが高騰する中、「手頃な値段でおにぎりを食べたい」という生徒の声を受けて実現しました。
学校の購買では弁当のほかにパンが売られていますが、生徒会役員が様々な業者や購買の事業主と話し合ったものの難航。教員がかつて一緒に働いた日隈さんに声をかけ、話し合いを重ねた末「未来ある子どもたちに安価で体によいものを食べてほしい」と100円で売ることを決めました。
初日から大盛況 素材にこだわる100円鶏めし
県産米と無農薬ゴボウと素材にこだわった鶏めしは1個100円。鶏肉は塩こうじに漬け込んでいて優しい味わいに仕上がっています。
放課後になると部活前の生徒らが続々と訪れ、中には一人で何個も買う生徒もいました。
(男子生徒)「おこづかいとか限られているんで100円っていうのはありがたいです本当に」(女子生徒)「おなかいっぱいにしてから部活に行こうと思って買いました。すごく楽しみにしてたので買えてうれしいです」
(手作りのおにぎりを販売する・日隈佐喜子さん)「ありがとうとかおいしいとか言っていただけると、わたしもまたそれがモチベーションに繋がりますし、なによりやっぱりみんなに元気になってもらいたい。できるだけ長くやりたいなと思っています」
初日に用意された120個はすぐに完売。日隈さんの愛情が込められたおにぎりは今後毎週1回放課後に販売されるということです。
