[4.9 ECL準々決勝第1戦 クリスタル・パレス 3-0 フィオレンティーナ]

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は9日、準々決勝第1戦を各地で行い、MF鎌田大地所属のクリスタル・パレス(イングランド)はフィオレンティーナ(イタリア)に2-0で勝利した。鎌田はボランチの一角で先発出場。絶妙な浮き球パスとクロスでリードを広げる2点を演出し、ホームでの大勝に大きく貢献した。

 クラブ史上初の欧州カップ戦出場を果たしたクリスタル・パレスはラウンド16でAEKラルナカ(キプロス)を破っての8強入り。決勝アシストで快挙に貢献した鎌田は準々決勝も引き続き3-4-2-1のボランチで先発出場を果たした。

 試合は序盤からクリスタル・パレスが主導権を握り、前半21分に試合を動かした。MFダニエル・ムニョスが高い位置でのプレッシングでボールを奪い、カウンターを仕掛けると、FWイスマイラ・サールのスルーパスに抜け出したFWエバン・ゲサンがDFドドのレイトタックルを受けて転倒。PKを獲得した。キッカーはエースのFWジャン・フィリップ・マテタ。これを冷静に決めて1-0とした。

 続く前半31分には鎌田が魅せた。中盤でゲサンからのパスを受けた鎌田はボックス内に浮き球の縦パスを入れると、これにムニョスが反応し、ボレーで折り返しのパス。ゴール前で待っていたマテタのシュートはGKダビド・デ・ヘアに阻まれたが、こぼれ球をMFタイリック・ミッチェルが押し込み、2-0とした。起点となったのは鎌田。絶妙なパスで一気に局面を変え、アシストこそつかなかったが追加点を導いた。

 鎌田は後半も安定したパスでチームの優勢を牽引すると終盤は右シャドーのポジションへ。すると後半アディショナルタイム1分、右に開いた鎌田がゴール前にピンポイントのクロスを送ると、これをI・サールがヘディングで叩き込み、勝負を決める3点目。鎌田が2試合連続のアシストでゴールラッシュを仕上げた。

 鎌田は後半アディショナルタイム4分に途中交代し、そのままタイムアップ。クリスタル・パレスがホームで大きな3点リードを手にした。