愛子さまのご結婚も視野に「常陸宮家の養子」になる案が浮上の「旧宮家の男性たち」…皇族入りに意欲を見せるものも
国民の大半が熱望する「愛子天皇」を実現するカギは、誰も知らないとある若者が握っている。将来の「天皇家の婿」とは何者か?
60年ぶりの天覧試合でも愛子さまフィーバー
公務に出るたび多くの観衆が集まり、国民からの人気がますます高まっている愛子さま。3月8日に行われたWBC日本対オーストラリア戦では、髪をバッサリ切ったボブカット姿を披露し、貴賓室のバルコニー席から手を振るたび、東京ドームは大きな歓声に包まれた。
昨年12月に24歳を迎えて、愛子さまもそろそろ結婚が視野に入りつつある時期だ。しかし現在の皇室典範では、女性皇族は結婚すると皇室を離れるので、愛子さまが結婚すれば、30代以下の若い皇族は秋篠宮家の佳子さまと悠仁さまの2人だけになってしまう。
そこで皇族数の減少を解決すべく、高市政権が推し進めようとしているのが、「皇統に属する男系男子を皇族の養子にする」という案だ。自民党の中堅議員が打ち明ける。
「なんとしても今国会で皇室典範を改正して養子案に道筋をつけようと、麻生太郎副総裁は息巻いています。与野党協議を取りまとめる衆議院議長に麻生派の森英介さんが就任したのも、3月10日の会見で麻生さんの義弟・鈴木俊一幹事長が『すみやかな合意に全力を尽くす』と話したのも、すべて差し金でしょう」
ここでいう「男子」とは、具体的に誰のことを指しているのか。麗澤大学教授の八木秀次氏が解説する。
「皇統に属する男系男子とはつまり、'47年に臣籍降下した11宮家の子孫である男系男子を指します。彼らがどこかの宮家に養子に入って跡を継げば、男系の皇族が増えるわけです。養親になる可能性がもっとも高いのは、上皇さまの弟で常陸宮家の当主・正仁さま(90歳)ではないでしょうか」
天皇と男性のみの血縁でつながった関係を「男系」、間に1人でも女性がいる関係を「女系」という。旧宮家の男系男子とは、室町時代に天皇家から分家した伏見宮栄仁親王からずっと、男系で続いてきた男性子孫を指す。
やんごとなき旧宮家のプリンスたち
かつて11あった旧宮家の中で、男系男子が現在いるのは賀陽家、久邇家、東久邇家、竹田家の4家のみ。日本維新の会が作成した旧宮家の系図によると、久邇家の50代男性は日本生命、竹田家の40代男性は電通に勤めているという。これら旧宮家がいまだ名家であるのは間違いない。
とはいえ一般人が皇室に入れば、儀式や公務で苦労するのは目に見えている。しかも美智子さま、雅子さま、紀子さまと女性の先例はあるものの、一般男性が皇室に入るのは初めてのことだ。
そのような状況で、自ら手を挙げて養子になる男子など、はたしているのだろうか。
「すでに旧宮家の男系男子を調べた内閣情報調査室によると、10代が5人、20代前半が2人いるそうです。とある保守派議員が彼らに接触したところ、そのうち数名は、養子案を必ずしも拒否していないとのことでした」(前出の議員)
現行の皇室典範では、「男系男子」しか天皇になれない。将来的には悠仁さまが即位するはずだが、もし皇后との間に男の子が生まれなければ、養子になった旧宮家の男子、あるいはその息子が天皇になる可能性も考えられる。
一方で国民の大半が求めているのは「愛子天皇」だ。皇室研究者の高森明勅氏が話す。
「世論調査を見ると、女性天皇を支持する割合は8割前後で推移しており、'24年の共同通信の調査では9割に達しています。回答者の多くが『愛子天皇』を念頭に置いて答えたのは間違いないでしょう」
ただし自民党内の保守派は、「女性天皇は女系天皇につながる」との理由から反対の姿勢を崩さない。前出の議員もそのうちの一人だ。
「愛子天皇、すなわち男系女性天皇を認めてしまうと、生まれる子どもは女系になります。もし愛子さまに男子が生まれた場合、天皇の子どもは国民人気も高いため、今度は女系男性天皇を認める議論に傾きかねない。愛子さま一代限りという保証がなければ、女性天皇に賛成できません」
【後編を読む】「愛子天皇の夫」有力候補は「早稲田大卒のアラサー男性」、安倍晋三も推薦した「名家の息子」の素顔
「週刊現代」2026年4月13日号より
