2026年4月、ブロッコリーは約50年ぶりの追加となる国の「指定野菜」に!赤ちゃんであるブロッコリースプラウトは花粉症対策にも!
Threadsで話題となっていた、卒業式で友人から贈られた「野菜ブーケ」で存在感を見せていたブロッコリー。野菜売り場でもすっかり定番となったブロッコリーだが、2026年4月から、農林水産省が定める国民生活に重要な「指定野菜」に追加された。指定野菜の追加は、約50年ぶりとなるという。
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ブロッコリーが「指定野菜」に
2026年4月から、農林水産省が定める国民生活に重要な「指定野菜」に、ブロッコリーが追加される。
「指定野菜」とは、消費量が多く、国民の食生活に特に重要な野菜として国が定めている品目。現在は、キャベツ・きゅうり・さといも・だいこん・たまねぎ・トマト・なす・にんじん・ねぎ・はくさい・ばれいしょ(じゃがいも)・ピーマン・ほうれんそう・レタスの14品目が指定野菜となっている。
これらの野菜は、生産と流通の安全を図るため、価格が大きく変動した際に生産者を支える制度が設けられている。
そんな「指定野菜」への追加は、1974年のじゃがいも以来およそ50年ぶり。今回追加されるブロッコリーは、出荷量が10年前と比べて3割近く増加するなど、消費量が伸びていることが理由だという。

(写真:stock.adobe.com)
ブロッコリーの赤ちゃん「ブロッコリースプラウト」
指定野菜への追加もあり、栄養価の高さが注目されている「ブロッコリー」。しかし、栄養価が高いのは成熟した「ブロッコリー」だけではない。ブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」も、抗酸化・抗炎症・解毒・抗糖化作用など、様々な効果で注目を集めている。
過去10年で出荷量が5倍に増加しているという「<ブロッコリーの赤ちゃん>ブロッコリースプラウト」。その中でも《スルフォラファン》という栄養素を成長したブロッコリーの20倍以上も含むという、特定品種の発芽3日目の超新芽が「ブロッコリースーパースプラウト」。
《スルフォラファン》は、解毒力や抗酸化力、抗糖化力を高めてくれるなど、さまざまな効果を示すことが報告されている今注目の栄養素。がんリスクを低下させる効果や、老化の原因物質となるAGEの血中濃度を低減させる効果など様々な効果が期待されている。
また、《スルフォラファン》は体内で「酵素」を活性化する働きがあることもわかっており、生活習慣病のリスクを抑制する効果も。
<酵素とは…>
酵素は、体内で多くの化学反応を起こすための触媒として欠かせないタンパク質。ヒトはこの化学反応によって消化や代謝を行い、健康な体を維持している。しかし、酵素は加齢とともに年々活性度が低下してしまう。
ブロッコリーが花粉症に効く!?
例年よりやや花粉の飛散が多いと予測されている2026年。
花粉症は、身体が花粉を敵だと勘違いしてしまうことで、「IgE抗体」という物質を必要以上に作り出してしまうのが原因。この「IgE抗体」が、花粉に反応し、くしゃみ、鼻水といった症状を引き起こす。

<花粉症のメカニズム>(イラスト:stock.adobe.com)
筑波大学 医学医療系つくば機能性食品予防医学研究所の谷中昭典氏の研究によると、ブロッコリースプラウトを1日50g(朝25g、夕25g)摂取したグループでは、花粉大量飛散期におけるくしゃみ回数の有意な減少効果が認められたという。
※第22回日本機能性食品医用学会総会発表データより
※アルファルファスプラウト…ムラサキウマゴヤシという植物の新芽
ブロッコリースプラウトに多く含まれる成分《スルフォラファン》には、体の中での過剰な反応を抑える力があり、IgE抗体の数を増やしすぎないようにしてくれていると考えられる。
数が適切に保たれることで、花粉に対する過剰な反応が減り、結果としてくしゃみや鼻水などの症状も出にくくなるというのだ。
ブロッコリースプラウトのちょい足しレシピ
◆花粉に負けない!ブロッコリースプラウトバナナスムージー

●ブロッコリースプラウトバナナスムージー(写真提供:村上農園)
【材料】
・ブロッコリースプラウト:15g
・バナナ:1本
・すりごま:大さじ1
・ヨーグルト:50g
・牛乳:150ml
【作り方】調理時間3分
すべての材料をミキサーに入れれ、なめらかになるまで撹拌する。
バナナ、ヨーグルト、ごまにもそれぞれ腸内環境を整える作用や、抗酸化・抗アレルギー作用などがあり、花粉症の症状を和らげることがわかっている。
