【関西六大学】連覇狙う京産大が開幕星 最速152キロ右腕・野原元気は6回4失点も打ち勝つ
◇関西六大学野球春季リーグ第1節1回戦 京産大9―4神院大(2026年4月4日 GOSANDO南港)
昨秋リーグ覇者・京産大が神院大との開幕戦に打ち勝ち、2季連続14度目のリーグ優勝へ、好発進を切った。
プロも注目する最速152キロ右腕・野原元気(4年=塔南)は、不完全燃焼の今春初登板となった。先発し、6回6安打4失点。2―0の2回1死三塁から右犠飛で1点を許すと、4回にも3長短打を浴びて3失点と精彩を欠いた。それでも1メートル84、82キロと恵まれた体格から投じる球威のある直球に、カットボールなどの変化球を織り交ぜ4三振を奪い、随所に輝きも放った。
試合序盤から小雨が降りしきる悪コンディションのマウンド。野原は「変化球も真っすぐも高めに抜けてしまって、そこが甘かったと思います」と反省した上で「まだまだな部分が多かったですが、自分の中で明確に分かっている課題があるので、そこを修正できれば、次の試合はやっていけるかなと思う」と前を向いた。
“苦投”を続けるエースを、主将のバットが援護した。初回2死二、三塁の先制機で5番・板東泰樹(4年=奈良大付)が中前に決勝打となる2点打。2―1の3回2死二塁でも中前適時打をはじき返すと、6―1の4回2死一、二塁では左翼フェンス直撃の2点三塁打を放った。4安打5打点の活躍を見せた主将について、炭山和輝監督も「とにかく結果を恐れずにやっていくというところで、キャプテンがやってくれたのは大きかったですね」と称えた。
◇野原 元気(のはら・げんき)2004年(平16)9月20日、京都市出身。小学1年から二条城北少年野球部で野球を始め、二条中では軟式野球部。塔南(京都)では1年秋から背番号10でベンチ入りし、2年秋にはエースとして近畿大会出場。京産大では1年春からリーグ戦デビュー。50メートル走6秒2、遠投100メートル。1メートル84、82キロ。右投げ右打ち。
