年間30泊で約4億円!? 人口約560人の島に富裕層向け宿泊施設がオープン 広島・三原市
人口およそ560人。三原市の離島・佐木島。4月1日にオープンしたのが
「NOT A HOTEL SETOUCHI」。富裕層を対象とした宿泊施設は 全ての部屋から海が一望できます。この場所が、瀬戸内の新たな価値を生み出します。
(宮脇キャスター)
三原市の佐木島にオープンするのは、世界的に有名な建築家ビャルケ氏が手掛ける宿泊施設です。宿泊施設3棟は島の地形に合わせて建設されそのかたちから180、270、360と名付けられています。
■宮脇キャスターリポート
「海を眺めるベッドルーム外に出ると露天風呂です。こちらには広々としたプールそしてすぐ近くには海ここに泊まれば瀬戸内海を独占出来ます」
海に一番近い場所に立つのがこのヴィラです。
中に入るとリビングルームやその横にあるダイニングルームが海に向かって大きく開け、テラスを降りればさらに海に近づくことも出来ます。
このヴィラのテーマは「和」の空間。日本庭園が広がり、四季折々の移り変わりを楽しめます。縦長の窓からの眺めは掛け軸をイメージしています。
壁にもこだわりが。曲線を描く壁には、この敷地内あった土を利用するなど、佐木島の風土を感じられる空間を演出しています。職人が一層一層手で積み重ねて完成させました。
このヴィラだけでベッドルームは4つ。
サウナや室内のお風呂からも海を眺めることができます。
外にあるプールは温水機能がついているので年中楽しむことが出来ます。
(宮脇キャスター)
「NOT A HOTEL」はホテルにもなる新しいかたちの別荘で「SETOUCHI」が国内10拠点目。「所有権の分割購入」が特徴で年間30泊を一口として購入できます。
値段は一口、およそ4億円です。ですが、全36口が既に完売しています。
経営者が個人で買ったり、会社で購入するケースもあり、9割は日本人だということです。
その他の2棟についても見ていきます。
こちらのテーマは「水」。中央に海や島をイメージしたプールが広がります。
山頂にもうひとつ。大きなプールを備え、夕日を望むことができるこちら、テーマは「火」。中庭では焚火もでき火を囲い、集うイメージです。
(宮脇キャスター)
今回、岡田市長が直接誘致を働きかけました。地域の価値を高め、人口減少、少子高齢化の中、このチャンスを活かしたいという思いがあります。というのも、初めて建設された「NOT A HOTEL AOSHIMA」のある宮崎市青島の地価は年々上昇しており、三原市としても地域経済の活性化に期待しています。
この施設の特徴はほかにもまだあるんです。
橋が架かっていないため、宿泊者は対岸から専用のクルーズ船で移動。あるいは広島空港からヘリコプターで到着します。
「NOT A HOTEL」の茺渦社長は「海を渡るところからすでに瀬戸内を体験することになり、この場所を拠点に様々な島に広がるような観光をつくりたい」と話しています。
新しいタイプの宿泊施設についてお伝えしました。
