ホンダ「フィット」の最高級仕様「LUXE(リュクス)」

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販売店に届くリュクスへの反響と今後の動向

 ホンダが展開するコンパクトカー「フィット」。そのラインナップのなかでも、洗練と上質を兼ね備えた最上位グレード「LUXE(リュクス)」に対して、現在多くの反響が寄せられています。

 フィットは、2001年に初代が誕生して以来、ホンダの「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」を具現化した広い室内空間や多彩なシートアレンジで、コンパクトカーの常識を覆してきました。

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 日常使いからレジャーまで幅広く対応するBセグメントのモデルとして、世代を超えて高い需要を維持し続けています。

 現行モデルとなる4代目は2020年2月14日に発売されました。

 この現行型では、数値で表せない「4つの心地よさ(視界、座り心地、乗り心地、使い心地)」を新たな価値として提案。フロントピラーの断面構造を変更して厚みを従来の半分以下に抑えることで、良好な視界を実現しています。

 直近では2024年9月5日に一部改良が実施されました。この改良では、オートリトラミラーや全席オートパワーウインドウなどが全グレードに標準装備として追加され、日常の使い勝手がさらに高められています。

 現在のラインナップは、シンプルさを追求した「BASIC(ベーシック)」、生活になじむ「HOME(ホーム)」、本格スポーティー「RS(アールエス)」、SUVスタイルの「CROSSTAR(クロスター)」、そして洗練と上質を兼ね備えた「LUXE(リュクス)」の5タイプで構成されています。

 なかでもシリーズの頂点に位置する「リュクス」は、上質な専用装備が特徴です。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1540mm(FF車)、ホイールベースは2530mmに設定されています。

 エクステリアには、プラチナ調クロームメッキを施したフロントバンパーモールディングやドアロアーガーニッシュ、テールゲートロアーガーニッシュを採用。足元には専用デザインの16インチアルミホイールが備えられています。

 インテリアにはブラックの本革シートが標準採用されたほか、本革巻ステアリングホイールや本革巻セレクトレバー、ピアノブラック調の各部ガーニッシュが奢られ、コンパクトカーの枠を超えた上質感があります。

 パワートレインは、最高出力87kW(118PS)を発生する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載するガソリン車と、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の2種類を用意。駆動方式はFFと4WDから選択可能です。

 ハイブリッドの「e:HEV LUXE(FF)」ではWLTCモード燃費27.6km/Lという優れた環境性能を誇ります。

 安全面では、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備。衝突軽減ブレーキ(CMBS)や渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム(LKAS)など、多彩な機能が日々の運転をサポートします。

 そんなフィット リュクスについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

 首都圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「リュクスは全年代から人気ではありますが、特に30代以上のお客様から好まれる傾向にあります。

 『子供が独立し、夫婦2人で乗る高級感あるコンパクトカーとしてちょうどいい』という評価をいただく声が多いです。

 その他にも『初めて免許を取った子供と共用で使用するファーストカーとして、安全面も充実していて安心』というお声もいただきます」

 一方で、現在は購入を検討しているユーザーにとって見過ごせない状況となっているようです。別の販売店担当者は次のように述べています。

「現在、フィットは現行モデルの新規オーダーが全店で停止している状況です。特にリュクスに関しては、今後手に入れたいという方は在庫限りの販売となってしまうかと思います」

 最上位グレード「リュクス」の価格(消費税込)は、ガソリン車(FF)が237万500円、ハイブリッド車(4WD)が292万9300円です。

 最上位グレードとしての完成度が高く、上質なBセグメント車を求める層から支持されてきたリュクス。現在の在庫限りの販売という状況のため、気になる方は早めに販売店へ確認してみるのが良さそうです。