「ヤマだからできる芸当だ」山本由伸の変幻自在の投球に、解説デビューのカーショーも思わず笑み “無援護”に泣いた昨季を払拭する開幕白星

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開幕戦でゲームを壊さず、役割を全うした山本(C)Getty Images

 さすがの内容で開幕戦を彩った。

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 現地時間3月26日、山本由伸ドジャース)が今季開幕戦となる本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板し、6回(95球)、被安打5、2失点、無四球、6奪三振の内容で降板。白星スタートを切った。

 序盤から走者を出しながらも安定した投球を披露していた山本。4回には先頭打者にヒットを打たれ、無死一塁の局面で、相手3番ヘラルド・ペルドモに先制2ランを被弾。手痛い一発を見舞われたが、5回裏の攻撃で味方打線が3点を援護して逆転。昨季はナ・リーグワーストとなる援護率に泣かされたが、今季は嫌なイメージを払しょくするような展開となり、6回までゲームを作り続けた。

 貫禄すら漂わせる山本の投球には、レジェンドも唸った。この日、現地中継局『NBC Sports』で解説者デビューを果たしたクレイトン・カーショーは、「3巡目に入ってからが凄かった」と絶賛。「相手が慣れ始めたところでバックドアのカッターを使い始めたんだ。あれは球種を豊富に持つヤマだからできる芸当だ。見ていて本当に楽しいね」と、昨季までの同僚が見せる快投に笑みがこぼれた。

 その後、ドジャースは7回裏に4点を加点。結局、8-2でダイヤモンドバックスを撃破した。序盤の投手戦の中で変幻自在の投球を見せつけ、チームの白星を手繰り寄せた山本。日本人初となるサイ・ヤング賞の獲得も期待される今季にあって、上々の滑り出しを見せた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]