パンチくん人気に便乗 偽アカウント、偽飼育員アカウント次々と登場
千葉県・市川市動植物園にいる生後7カ月のニホンザル、パンチくんが世界的に注目を集めている。2月上旬、オランウータンのぬいぐるみを抱えてちょこんと座る姿の画像が投稿されると、一気にSNSで拡散された。
パンチくんは母親に育児放棄されたため、飼育員が育てていたが、子ザルのうちは母ザルに抱き付くことで安心感を得たり、筋力をつけたりする必要がある。そこで飼育員が母ザル代わりに与えたのがIKEAのオランウータンのぬいぐるみだった。
そのぬいぐるみを持った姿を映した画像がバズリ、園を訪れる人が急増。その反響は海外にも及び、BBCやCNNなど、世界の主要メディアも取り上げ世界的に人気を集めた。
そんな人気の裏でパンチくんの飼育員をかたった偽アカウントが登場し物議を醸している。
問題の偽アカウントはフォロワー7万人超。「献身的に飼育員をしています。赤ちゃんサル『パンチ』の世話をしています」と書かれ、SNSに投稿されている飼育員の動画などが無断使用されている。さらに飼育員を名乗るアカウントのプロフィール欄下のリンクを開くと、決済サービスのサイトにアクセスされ、不自然な日本語で寄付を募っている。
また飼育員を装った偽アカウントは複数存在することが確認されているが、市川市動植物園によると、飼育員個人は動物園に関する公的な情報発信は一切行っていないという。
SNS上ではパンチくんだけではなく、いろんなものに便乗して募金する詐欺行為は珍しくない。公式サイトでやっていなければ詐欺と判断し、だまされないように気をつけたほうがいいだろう。
