インテックス大阪に旧車“BOUSOUZOKU”が大集結! Car Consul Merit’sが魅せた懐かしの1980年代カルチャーに胸アツ【大阪オートメッセ2026】

この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2026のCar Consul Merit’sブースを特集
■ロングノーズや出っ歯、超ワイドフェンダーと個性的カラーで仕上げたモデルが揃った
■若いオーナーと店主の遊び心が生んだポップな街道レーサー軍団が会場を沸かせた
1980年代に戻ったような恒例注目ブース
大阪オートメッセ2026は、展示車両700台超、来場者21万人以上という高い数字を記録しました。スポーツ志向のチューニングカーからラグジュアリーなドレスアップカーまで、多彩なスタイルのクルマが並び、来場者は細部まで作り込まれたクルマたちを間近で観察しました。カスタムの可能性と創造力を強く感じさせる内容となりました。
何回か訪れていると、「今回もあそこの出展があるかな?」という存在がいくつかあるのですが、そのなかでも、いつものヤンチャな雰囲気、いつもの場所にいつものカラフルなラインアップで並んでいるのを見つけてホッとしたのが「Car Consul Merit’s」のブースです。
「Car Consul Merit’s」は、神戸で中古車の販売をメインに整備やカスタムを手がけるショップで、店主が街道レーサー的な、いわゆる“BOUSOUZOKU”スタイルのカスタムを趣味で行っていたところ、自然とトヨタ系の旧車乗りが集まってきたとのこと。しかもそのオーナーの多くは20代という若いメンバーだそうで、店主の面倒見のよさを頼って、いつもお店に集まって、カスタムの相談や旧車談義を繰り広げているそうです。
そんな「Car Consul Merit’s」のブースには、新作を含む7台の“BOUSOUZOKU”スタイルカスタム車たちが並び、来場者の注目を集めていました。今回はすべて1980年代のトヨタ車で統一されているようです。1台ずつ見てゆきましょう。
まずは、大胆でフレッシュな水色のベースカラーにm&m’sのカラフルなグラフィックがポップな印象の1台から。ロングノーズ化されていて顔が見えないため車種の判別が難しくなっていますが、キャビンの形状からソアラ(MZ11型)だとわかります。

ボンネットにはS130型フェアレディZのボンネットダクトを流用してアクセントにしています。ロー&ワイドなシルエットを作っているアンダーエアロは、前バンパー、サイドステップ、リヤバンパーともに当時のヤマト製を装着。ホイールは、こちらも当時モノの貴重なビルボリバージュの、前9J/後10Jというワイドサイズを装着。それにともなってフェンダーを叩き出し加工して収めています。
お次は美味しそうな赤茶ベースにKitKatグラフィックが施された1台。ベースはマークII(GX71型)です。チョコレートの角張ったパッケージのイメージと、エッジの利いたシャープなラインのエアロとマッチングがバッチリ合っていてイイ感じです。とくにアゴから50cmは張り出しているであろうど迫力な“出っ歯”が圧巻です。付け根のバンパー自体もかなりボリュームアップしていますが、それを感じさせないほど張り出しています。

それに合わせてサイドも羽根状に張り出したチバラギスポイラーを装着して、リヤにはボンネットをすっぽり覆うサイズのロングセブン羽根を装着。仕上げに100mm以上ワイドのワークスフェンダーでフィニッシュ。そこにSSRフォーミュラ-メッシュの、前9J/後ろ10Jという、これまたワイドなサイズのホイールを収めています。
続いては、ピンクのメタリック塗装が鮮烈なインパクトを与えるド派手な1台です。照明が当たるとまぶしいくらいのショッキングピンクのボディカラーと大胆な造形のエアロからイカつい凄みを感じますが、サイドに貼られたマイメロのライバル“クロミちゃん”のキャラクターでいきなりカワイイ印象になり、不思議な感覚に陥ります。

外装はほぼフルメニューで仕上げられていて、先端がとがったロングノーズに、ボンネットにはスクープとスポイラーを追加、フロントバンパーには出っ歯のアンダースポイラーを装着し、サイドスカートはおそらくワンオフ品、リヤもロング羽根で前後のバランスを取り、仕上げは超ワイドなワークスフェンダーという内容です。ホイールはSSRのマークIIで、サイズ表記はありませんが、超深いリムの感じからすると、前が12J、後ろは13Jくらいでしょうか。どちらも超希少なサイズです。
カラフルなクルマが勢揃い
こちらは、前の3台に比べると控えめな印象ですが、鮮やかなライムグリーンのカラーだけでも大きなインパクトを受け、街を走っていたらかなり目立つことでしょう。車種はGX71型のマークIIです。そのカラーもさることながら、タイトルにある「あども、ジェロです。シンプルに海雪」という謎のフレーズが妙に印象に残ります。

外装は、フロントにチンスポとフェンダースカート、サイドスカート、リヤに今井化成改のスポイラー、トランクにHIROハネを装着して全体のシルエットを引き締めています。ホイールはこれも当時モノのRAYS VOLKメッシュを履いています。サイズは前が9J、後ろが10Jで、フェンダーを最低限叩き出して収めています。
ここまでが新作で、ここからは昨年紹介した車両です。こちらは覚えている人も多いでしょう、桃の天然水カラーのセリカXX(GA61型)です。
ロングノーズ、出っ歯、羽根サイド、アイローネゲート、ワークスフェンダーと、派手エアロ満載ですが、パテ埋めなど処理をうまくまとめたおかげでバランスのいい印象にまとまっています。

こちらはエレガントさを感じるティファニーカラーのGX71型クレスタです。前、横、後ろ+羽根と、すべてHIRO製エアロでまとめ、落ち着いた雰囲気にまとまっています。

おそらく前回の紹介でもっともインパクトがあったであろう、鳥貴族カラーで仕上げられたGX71型チェイサーです。イメージカラーのイエローのボディに、スターシャークのホイールの赤いディスクがアクセントになっているというニクいコーディネートが光ります。

今回の展示も、色かぶりもなく、上手いこと好みのカラーをアレンジしてポップなイメージで展開してくれた「Car Consul Merit’s」の車両たち。次回の展示ではどんな新作が並ぶのか、楽しみです。
