Adoのベストアルバム(写真・公式サイトより)

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 12月27日、歌い手・Adoが自身のXで、気がかりなポストを連投し、ファンから心配の声が相次いだ。

「この日、《今年の漢字は移動の移だな…》とつぶやいたAdoさん。続いて《反省することが多かった》と投稿し、ここからメンタルの落ち込みを思わせる言葉を次々と書き込んだのです」(芸能記者)

《しっかりしよう  良くないよ 私が楽になるばっかりじゃ ダメダメですよ》

 と、自分を責めるような“ひとりごと”をしたかと思えば、

《人を導く 導く もっとちゃんとしよう》

 と自らを戒め、さらに

《恥ずかしくない人間になろう 恥ずかしくない人間になる 足りないから 足りない 償う》

 など、自己否定までしていたのだ。この一連の投稿にファンは即座に反応。

Adoちゃん大丈夫??》

《なにかあったの?》

《もうじゅうぶん導いてくれてるよ》

 など心配の声や励ましが寄せられた。

「その後、Adoさんはファンの声に応えるように、《いつも、みなさんごめんなさいね》《もっとちゃんとしっかりとした私としてステージに立つべきだったね》と何度も謝罪

 さらに《ありがとうね》《こんな私を ありがとう》と感謝を述べつつも、自己肯定感の低さが如実にわかる投稿をしていました」(同前)

 ただ翌28日には、同日からアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の新オープニング主題歌として、自身が歌う『おどるポンポコリン』が放送開始となったこともあり、《本日からAdoオープニングで放送されますよ たのしみですね!!》と一転、前向きな投稿をしている。

 一連の“病みポスト”の背景について、音楽関係者はこう語る。

Adoさんは今年8月、2度目のワールドツアー『Hibana』全34公演を完走。世界33都市で約50万人を動員する、日本人アーティストとしては過去最大級のツアーとなりました。11月には東京ドーム、京セラドーム大阪での初ドーム公演も成功させています。まさに多忙な1年でしたね」

 一方、こうした急激なキャリアアップが、彼女を苦しめている可能性も指摘する。

Adoさんはご存じのように顔出しをしないことで知られています。ふだんはごく普通の23歳の女性でも、ステージでは“Ado”を完璧に演じなければならない。その強迫観念にも似た責任感が、自分を追い込みすぎてしまう要因になっているのではないでしょうか」

 Adoは、今回のドームツアー名「よだか」について、宮沢賢治の短編小説『よだかの星』に影響を受けたと語っている。

「『よだか』は実在する鳥ですが、作中では周囲からひどい扱いを受け、“寂しい鳥”として描かれています。最後は空高く羽ばたいた末に星になるのですが、Adoさんはその描写を見て、私もそうなりたい、星になって輝き続けたいと感じたそうです。孤独の中で“高みを目指す”という意味では一連のポストとも合致する心境なのかもしれませんね」

 さらなる高みを目指すゆえの孤独と葛藤。いずれも、一流しかたどり着けない領域であることは間違いない。