長澤まさみ
俳優の長澤まさみが6月13日、都内で行われた映画『ドールハウス』の初日舞台あいさつに、瀬戸康史、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督と共に出席した。

本作は、亡き娘に似た人形「アヤ」を手に入れた母親が、その人形を通じて家族の過去と向き合っていく姿を描いた物語である。司会者からは「愛らしい人形アヤが、観客をゾクゾクさせる戦慄の展開へと導いていく、110分間ノンストップの“ドールミステリー映画”です」と紹介され、加えて、関係者から「ホラー映画ではなく、新たなジャンルとして“ドールミステリー”を提唱している」と説明がなされた。

本作はすでに海外で高い評価を受けており、世界三大ファンタスティック国際映画祭の一つであるポルト国際映画祭ではグランプリを受賞。さらに、香港やイタリアなどの映画祭でも上映され、20以上の国と地域での公開が決定している。

舞台あいさつが進んだところで、さらなる海外展開として、上海国際映画祭での特別上映が決定したことがサプライズ発表された。これを受けて長澤は「嬉しいです」と笑顔を見せ、「やっぱり映画というのは、こうした機会がないと多くの人の目に触れることは難しいと思う。だからこそ、映画祭に招待されるのはとても嬉しいことです」と喜びを語った。

意外にも「怖い映画」への出演は今回が初めてだという長澤は、撮影を振り返り、「ゾクゾクする作品は初めてだったので、現場も怖いのかと思っていたのですが、意外と淡々と撮影が進んでいきました」と明かした。

共演シーンの多かった人形「アヤ」については、「アヤちゃんが喋っているような気持ちになってきて、これまでにない不思議な感覚を覚えました」と撮影時の印象を語った。舞台上では、その言葉に呼応するかのように、アヤちゃん人形が時折不気味な音を立て、さらに客席には同じ髪型の人形が出現するなど、“ゾクゾク”するサプライズ演出が繰り広げられた。

最後に長澤は、「この映画『ドールハウス』を、ドキドキ、ワクワク、そしてゾクゾクしながら楽しんでいただけたら嬉しいです」と呼びかけ、「映画館での上映は今、とても短い期間で終わってしまうことが多いので、ぜひ楽しい映画を皆さんと共有できたらいいなと思ってます」と述べ、ホラーの枠にとどまらない本作の魅力を“楽しい映画”として表現し、舞台あいさつを締めくくった。

▲ (左から)風吹ジュン、池村碧彩、長澤まさみ、瀬戸康史、矢口史靖監督

▲ 映画『ドールハウス』予告映像)

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