ちいかわ公式X(@ngnchiikawa)より

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 X等のSNSで更新されている漫画『ちいかわ』。1話完結のエピソードが多いなか、2025年2月より続いていたお話が3月中旬にひとまずの終わりを迎えた。果たしてどんなお話であったのか、投稿されたエピソードを抜粋して振り返りたい。

参考:【画像】『ちいかわ』「『らしく』ないよッッ!!!」うさぎが"優しい"エピソードを振り返る

 今回のお話でスポットライトを浴びたのはうさぎ。草むしり検定5級の合格を目指し勉強に励むちいかわに、合格お守りをプレゼントしようとするハチワレとうさぎ。お守りになるものを探すなか、うさぎが拾ってきたのは天使の輪ような「なにか」だった。

 どうやらうさぎは祠の像に置かれた天使の輪を拾ってきたらしい。うさぎの耳にすっぽりとハマった天使の輪。次第にうさぎの様子がおかしくなり、ハチワレの言葉を借りるならばうさぎは「全体的に『優しく』」なってしまった。

 いつもより穏やかな表情を浮かべるようになったうさぎは手作りの合格お守りをつくったり、転んだ通行人を助けたり……。いつものうさぎを知る読者にとって、どうしても違和感を覚えてしまううさぎになってしまったのである。

 違和感を覚えたのはハチワレもおなじ。うさぎに対して「『らしく』ないよッッ!!!」と声を上げるなか、ハチワレはうさぎを元に戻すため、天使の輪の代わりになるものを祠にお供えしようとする。

 天使の輪の代わりとしてハチワレが思いついたのはドーナッツ(悩み抜いた末に「ドーナッツ…!?」とひらめくハチワレの真剣さとあどけなさはぜひXで目にしてほしい)。紆余曲折を経て、天使の輪っぽいドーナッツを祠にお供えすると、無事にうさぎは元通りになった。

 元に戻ったうさぎはそれまでの自分の行動を知り「ハァ!?」と作中で一二を争うほどの大声をあげる。そのあと数コマにわたって繰り広げられたうさぎワールド全開の行動に対し、ハチワレは「戻った……!! 『らしさ』っ」と笑顔でこぼした。

 今回のお話のなかで、ハチワレが何度も口にした“らしさ”。もちろん「全体的に『優しく』」なったうさぎもとても可愛らしいものであった。

 ただ、うさぎ“らしい”優しさとは、例えば自分らしく振る舞いながら、一緒にいてくれる、そんなあたたかみではないだろうか。約1ヶ月ほどつづいた本シリーズはうさぎの魅力を再認識するお話であったと振り返る。

 うさぎが元通りとなったあとに投稿されたのはモモンガと鎧さんのお話。いつも通り、自分らしく振る舞うモモンガの姿から、再びちいかわたちの日常がはじまる安心感を覚えた。

(文=加藤かづき)