カップラーメンを電子レンジでチンしてみたら...　GENKI LABO、実験動画で注意喚起

GENKI LABOの市岡元気先生が自身のYouTubeチャンネルで、「【絶対やってはいけない】カップラーメンを電子レンジに入れてみた…」と題して実験動画を公開した。

市岡先生はまず、電子レンジでカップラーメンを調理することがなぜ危険なのかを説明した後、その危険性を視聴者に理解してもらうため、東京にあるNITEの施設を訪れた。NITEは暮らしの安全を守るために、製品事故の原因調査や再現実験を行っている組織である。今回の実験では、カップラーメンを電子レンジで調理することで、どのような危険があるかを再現する。

実験の背景として、市岡先生はズボラ調理の流行に触れたうえで、それが事故を招く可能性があることを強調した。NITEの安元氏によれば、実際に「注意表記を見ずに電子レンジに入れてしまうことで、発火する事故も発生している」と言う。

実験では、火災などの危険に十分な備えがある安全な施設で行われた。カップラーメンを電子レンジに入れたところ、紙が燃え始め、レンジの扉を開けると酸素が加わりさらに燃え広がった。容器に使われているアルミと発泡スチロールに引火してよく燃えてしまったという。

市岡先生は「金属の中の自由電子が電子レンジのマイクロ波で揺らされて放電が起きる」といった科学的な解説を交え、視聴者に注意を促した。さらに、電子レンジで金属を使わないようにするため、商品の説明書をよく確認することを提案した。

市岡先生は動画の最後に、こうした実験や注意喚起を通じて、視聴者が自分とその家族の安全を守ることができると強調し、視聴者にチャンネル登録やSNSフォローを呼びかけた。