横断中の高齢男性とぶつかった路線バス(読者提供)

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(新北中央社)19日午前、北部・新北市中和区の交差点で、左折しようとした路線バスが横断歩道を渡っていた82歳の男性とぶつかった。男性は駆け付けた消防隊員らによって救出されたが、搬送先の病院で死亡した。

台湾は右側通行。新北市政府警察局中和分局によると、バスの運転士は調べに対し、死角で歩行者が見えなかったと供述しているという。運転士は過失致死の疑いで送検された。

市交通局運輸管理科の林詩欽科長は中央社の電話取材に、運転士に対して歩行者を優先する指導を徹底しておらず、重大な事故を起こしたとして、バス会社に9万台湾元(約41万円)の過料を科す方針を示した。

バス会社の総経理(社長)は中央社の取材に、全ての過失と賠償責任を負うと強調。運転士に対しても、横断歩道前や右左折時に一旦停止するよう求めると語った。

台湾の交通環境を巡っては、運転者のマナーの悪さや交通の危険性が問題視され、5月から台湾全土で取り締まりが強化されたばかりだった。

(黄旭昇/編集:齊藤啓介)