浦和が“サポーター暴動”問題で会見。“処分が甘い”との声に「恣意的に軽くはしておりません」
0−3で敗れた天皇杯の名古屋戦後、興奮した浦和の一部のサポーターが、緩衝帯を乗り越え、ピッチに乱入。警備員やスタッフの制止を振り切って名古屋の応援席に向かい、愛知県警が出動する事態となった。
クラブは8月3日に統括リーダーの16試合入場禁止など対象者77人への処分を発表していた。
この処分に関して、須藤マーケティング本部長は、現状では暴力行為は見当たらないとし、「クラブは違反行為の調査は継続しています。日本サッカー協会様も映像分析等の調査は継続されているとうかがっているので、そうした調査でさらに違反行為、違反者を確認した際には適正な処分を行ってまいります」とした。
また周囲からは、処分の程度を疑問視する声が上がっているが、「日本サッカー協会とJリーグのガイドラインに則って処分を決めています。恣意的に軽くはしておりません」と説明した。
今後に向けては、再発防止へ「処分を厳格にしていく」(田口社長)と、ガイドライン以上にも重い処分をクラブ独自で課す可能性も示唆している。
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
クラブが発表した処分は以下の通り。
1)処分対象者 立ち入り禁止エリアへの侵入を主導したサポーター(31名)
処分内容8月3日(木)以降に開催される浦和レッズの出場試合9試合への入場禁止(本期間中に行われるアウェイゲームも対象に含む)
2)処分対象者 立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターを統括するリーダー(1名)
処分内容8月3日(木)以降に開催される浦和レッズの出場試合16試合への入場禁止(本期間中に行われるアウェイゲーム、およびACL2023-24グループステージ進出時の出場試合も対象に含む)
3)処分対象者 立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーター(45名)
処分内容 厳重注意
【補足】
A)上記処分対象者数は、行為者からの申し出、関係者による事実確認、およびクラブの調査によって把握できた現時点での人数となりますため、今後の行為者からの申し出、クラブによる調査の進捗に応じて増える可能性もございます。
B)上記処分対象者3には、制止するために立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターも含みます。制止をするためとはいえ、違反行為に及んだ事実を重く受け止め本処分といたしました。
浦和は最後に、「改めまして、今般の違反行為によりご迷惑をおかけした全てのみなさまに、心から深くお詫び申し上げます。浦和レッズといたしましては、違反行為への適時適切且つ毅然とした対応、そして観戦ルールの周知および遵守徹底により一層努めてまいります」と再発防止策の強化を誓った。
構成●サッカーダイジェスト編集部
