頼副総統、次期総統選の与党公認候補に「民主主義こそ最大の共通認識」/台湾
来年1月の選挙では、多くの得票を獲得して当選を果たすこと、同時実施される立法委員(国会議員)選でも単独過半数を確保することを目標に掲げた。
その上で、来年の選挙は「台湾の方向性を決めるもの」だとし、民主主義の維持やインド太平洋の平和と安定にも関わると強調した。
台湾は事実上すでに「主権独立国家」で、「独立を宣言する必要はない」とも言明。過去の世論調査から大多数が中国との統一に反対し、「一つの中国」原則や「一国二制度」を受け入れられないことが分かっているとし、台湾には「統一か独立か」という問題は存在しないとの見解を示し、団結を呼び掛けた。
中国の脅威にも触れ、自衛力の増強を継続していく方針を表明。民主主義陣営との関係強化によって対中抑止につなげていく考えを示した。
また、蔡政権の下、台湾はその存在を世界に示し評価を得ることができたとした上で、自身も「同じ民主主義の道を歩み、民主主義の台湾を強くしていく」と締めくくった。
民進党は昨年11月の統一地方選で大敗し、蔡氏が兼務していた党主席(党首)を引責辞任した。頼氏は今年1月、蔡氏の後任に選出され、3月には次期総統選に向け、党の公認候補を決める予備選への参加を表明。他に届け出た党員はいなかった。
(葉素萍、温貴香/編集:楊千慧)
