退職するなら「月の最終日」と「それ以前」どっちがおトク?お金のプロが解説!
パートを辞めるとき、給料日後、月初、月中、月の最終日...など、どのタイミングで辞めるかによって損したり、おトクになることがあるのでしょうか? お金のプロに教えてもらいました。
退職するなら「月の最終日」VS「それ以前」、どっちがおトク?

パートで社会保険に加入していた場合、退職日によって、その月の社会保険料を払う・払わないが変わってきます。
●月末に辞めると損!月末以外なら1か月分の社会保険料がおトクに!

ポイントは2つ。1つは、社会保険料の支払いが、加入日数による日割り計算ではなく、月単位で決まること。1か月のうちの加入期間がたとえ1日でも、1か月分の保険料を払うことになります。
一方、被保険者の資格喪失日(退職して社会保険から抜けた日)がある月の保険料は支払う必要がありません。
●社会保険料は退職のタイミングで差が出る

2つめのポイントは、資格喪失日は退職日の翌日であること。仮に3月31日に退職した場合、資格喪失日は翌日の4月1日。3月中はまだ資格があるので、3月分の社会保険料は払う必要があるのです。
退職日が月の最終日以外の場合は、被保険者の資格喪失日がその月中にあるので、その月分の社会保険料は払う必要がありません
一方、3月30日以前に退職した場合、資格喪失日は3月中になるので3月分の社会保険料は払う必要がありません。つまり退職日が退職する月の最終日以外なら、社会保険料は1か月分安くなって、おトクになります。
この場合、厚生年金保険料は1か月分未払いになりますが、将来受け取る年金額への影響はわずかです。なお、健康保険の保険証は退職日まで使用することができます。
退職に伴い社会保険から抜けた場合、配偶者の社会保険の扶養に入る(失業保険を受給しない場合)、転職して次の会社で社会保険に加入するなどの手続きを
『少しでもお金で得するのはどっち?』(扶桑社刊)では、日常で感じるちょっとした「どっちがおトク?」の疑問をたっぷり解説。光熱費、保険、投資などさまざまなジャンルのおトク情報がまとまっています。
