東京都内で講演する「台湾独立建国連盟」の林建良日本本部委員長=2023年2月26日、中央社記者楊明珠撮影

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(東京中央社)台湾独立を目指す「台湾独立建国連盟」の日本本部は26日、東京都内でイベントを開き、日本本部委員長を務める林建良氏が講演した。林氏は日本に対し台湾の存在を正視するよう求めた他、台日間の安全保障に関する対話の開催を願う考えを示した。

林氏は、中国はよく「台湾独立イコール戦争」という論法で台湾を脅しているものの、実は「戦争イコール台湾独立」になるとの見方を提示し、中国が武力侵攻に踏み切れば台湾が独立してはならない理由はなくなると話した。

質疑応答で台湾が日本に期待することについて問われると、日本の法律上、台湾は国家ではなく、人で言えば、存在しているのに戸籍がない無戸籍者のようなものだと話した上で、日本の財界や有権者に対し、米国の「台湾関係法」のような台湾の存在を認める法律の制定を日本政府に要請してほしいと訴えた。

また、蔡英文(さいえいぶん)総統が2019年に日本の大手紙のインタビューで日本との安全保障協力に強い意欲を示したことを念頭に、日本側との安全保障対話を望む姿勢を示した。

日本は南方に敵がいる状況を経験したことがないため、台湾が敵陣に引きずり込まれれば沖縄諸島を守れなくなると指摘。日本は責任感を持つべきだと語った。

(楊明珠/編集:楊千慧)