怪我から復帰早々、2ゴールを奪ったベンゼマ(右端)。(C)Getty Images

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 現地時間2月21日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第1レグで、リバプールとレアル・マドリーが前者の本拠地アンフィールドで激突。1年前の決勝カードが早くも実現した。

 昨シーズン(0−1)と2017-18シーズン(1−3)のファイナルを含め、過去5年で3度マドリーに敗れ、雪辱に燃えるリバプールは、開始わずか4分で試合を動かす。サラーからのクロスに反応したヌニェスが、華麗にヒールで流し込んだ。

 押し込むホームチームはさらに14分、GKクルトワのエリア内でボールをこぼす、致命的なミスをサラーがつき、あっという間にリードを2点に広げる。30歳のエジプト代表FWは圧巻のCL6戦連発で、今大会の得点数は8点に。並んでいたキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)をかわし、得点ランキングの単独トップに立った。

 防戦一方だったマドリーは、21分にヴィニシウスがエリア左端から右足を一閃。スピード、コースともに完璧なシュートをゴール右隅に叩き込み、1点を返す。

 昨シーズンの決勝に続き、またもリバプール相手に得点をマークしたブラジル代表FWは、31分にも同じような位置からシュートを放つが、GKアリソンのビッグセーブに阻まれる。

 それでも36分、ヴィニシウスはアリソンにプレスをかけると、相手守護神のキックが身体に直撃しそのままゴールへ。思わぬ形で同点弾を挙げる。
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 押せ押せのなか2−2で折り返すと、後半開始早々の47分にモドリッチの鋭いFKからミリトンがドンピシャヘッド。CBの一撃でついに逆転に成功する。

 昨シーズン王者の勢いはその後も止まらず、56分にはベンゼマがロドリゴとのワンツーから放ったシュートが相手CBゴメスに当たって、ゴールイン。2022年バロンドーラーの待望の今シーズンCL初ゴールまで生まれる。

 なんとか流れを変えたいリバプールは64分に2枚替えを敢行。ガクポとヌニェスを下げ、フィルミーノとジョッタを送り込む。

 ただ、マドリーは流れを引き渡さない。67分にモドリッチの持ち上がりから最後はベンゼマが仕留め、3点差とする。

 第2レグへ望みを繋ぎたいリバプールは、終盤にかけて必死に反撃を目ざすも、思うようにチャンスを作れず。このまま5−2でタイムアップを迎え、鮮やかな逆転勝利を収めたマドリーが、8強入りに大きく前進した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部