日本李登輝友の会主催の台湾セミナーで講演する小野田治元空将=東京・文京区で2023年2月18日、中央社記者楊明珠撮影

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(東京中央社)航空自衛隊で西部航空方面隊司令官などを歴任した小野田治元空将は18日、東京都内で「台湾有事と日本の安全保障」をテーマに講演した。緊張が高まる台湾海峡情勢について、ロシアによるウクライナ侵攻と同じ状況に陥る可能性があることに危機感をあらわにし、日本はウクライナに学ぶべきだと訴えた。

ブリンケン米国務長官が「ロシアが戦闘をやめれば戦争は終わる。ウクライナが戦いをやめれば国が消滅する」と述べたことを紹介し、小野田氏はこの発言のロシアを中国に、ウクライナを台湾に置き換えても同じことが言えると指摘。台湾が中国に侵攻された場合、どれほど抵抗できるかが台湾の生存にかかわると話した。

日本の課題については、「国民が一丸となって国土防衛に貢献する」という体制の確立が必要だと語った。そのために日本はロシア・ウクライナ戦争から教訓を得るべきだとし、ウクライナ政府がどのように国民を守り、食料を供給しているのかなどについて情報を収集するべきだとの見解を示した。

(楊明珠/編集:楊千慧)