待望の公式戦初ゴールを決めたC・ロナウド。(C)Getty Images

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 昨年末にサウジアラビアのアル・ナスルに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、公式戦出場3試合目にしてついに初ゴールを決めた。

 2月3日に開催されたサウジアラビアリーグ第15節で、アル・ナスルはアル・ファテと敵地で対戦。2−2のドローに終わった。

 この試合で劇的な同点ゴールを決めたのがC・ロナウドだった。1−2とリードされて迎えた後半アディショナルタイム2分、PKのチャンスを得ると、キッカーを務めた7番は、中央に豪快に蹴り込んでネットを揺らしてみせた。
 
 ただ、逆転を狙ってすぐに試合を始めようと、ボールを抱えてセンターサークルへと急いだため、お決まりのゴールセレブレーションは見られなかった。

 総額2億ユーロ(約280億円)と伝えられる天文学的な年俸をもらいながら、加入して2試合はノーゴール。サウジアラビア・スーパーカップでは準決勝で敗れて、相手サポーターから屈辱の “メッシコール”を浴びただけでなく、自軍のファンからも批判の声が出るなど、稀代のスーパースターが新天地でのスタートに躓いていた。

 そんななか、2月5日に迎える38歳の誕生日を前に奪ったこの1点で、波に乗って行けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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