「台米日戦略対話」であいさつをする游錫堃立法院長(右)=同院提供

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(台北中央社)台湾や米国、日本の国会議員による「台米日戦略対話」が16日、日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の主催でリモート形式で開かれた。游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)は、自由や民主主義を重視する台湾の立場を改めて示した上で、インド太平洋の民主主義国家の協力強化を訴えた。

戦略対話の開催は昨年7月以来、2度目。台湾の「台日交流聯誼会」の超党派立法委員(国会議員)や米国の上下両院議員、日本の衆院議員が出席し、日華懇の古屋圭司会長、游氏、米国のビル・ハガティ上院議員が順番にあいさつした。

游氏はあいさつで、安倍晋三元首相が生前「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある」と発言していたことや、ペロシ米下院議長の訪台に触れ、台米日が協力して民主主義を守ることを証明する最良の例だと言及。戦略対話の初開催からこれまでに日本の国会議員が47人、2021年以降では32人の米議員が台湾を訪れていることも紹介した。

また、日本の外務省が4月に発表した「外交青書」や防衛省が7月に出した「防衛白書」、米国の「台湾旅行法」など5つの法律や「6つの保証」、米議会で審議中の「台湾政策法案」はいずれも台米日のパートナー関係の全方位での向上や台湾海峡の平和と安定の重要性を示すものだと述べた。

あいさつの最後では、インド太平洋地域の平和と安定を守るための日米同盟の努力に感謝するとともに、台湾の国際機関参加拡大や対話の規模拡大への協力や、中国の民主化促進に向けたインド太平洋の民主主義国家の協力強化を呼び掛けた。

(編集:名切千絵)