台湾BLドラマの海外戦略について考えるシンポジウムの参加者ら=有意思国際伝媒提供

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(台北中央社)台湾のBL(ボーイズラブ)ドラマの海外戦略について考えるシンポジウムが9日、台北市内で開かれた。多数の台湾BLドラマを配信する日本の動画配信サービス「Rakuten TV」の金京恩氏は、2018年からこれまでに日本での台湾BLドラマの視聴人数は25倍に伸びたと明らかにした。

「台湾BLの『ブルーオーシャン戦略』を探る」と題して開かれたシンポジウムには、金氏や日本の動画配信サービス「ビデオマーケット」のアニタ・ソン(宋鎵琳)チーフプロデューサー、映像作品の企画や脚本開発を手掛ける有意思国際伝媒の潘心慧COO(最高執行責任者)らがスピ―カーとして登壇した。主催は台湾のコンテンツ産業の国際化を支援する台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(文化内容策進院、文策院)。

潘氏は、BLドラマは男性同士の恋愛を扱った作品を好む「腐界隈」の話題を呼びやすいと指摘。「国際市場の浸透力が顕著な時もある。だが産業網をつなぎ合わせる必要がある」と業界全体で一連の流れを築くことの重要性を訴えた。各国のBLドラマの買い付けを行ってきたソン氏は、韓国のBLドラマはジェンダー平等意識が保守的であるのに比べ、台湾の強みはジェンダー意識における開放性だと述べた。

(葉冠吟/編集:名切千絵)