ジャイアンツで守護神を務めるカミロ・ドバル。166キロのカットボールを投じた【写真:ロイター】

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ジャイアンツの2年目右腕が投じた一球とは

 米大リーグで衝撃の103マイル(約165.8キロ)のカットボールが誕生した。ジャイアンツの守護神が8日(日本時間9日)の敵地パドレス戦でマーク。地元メディアが動画を公開すると、米ファンから「文字通り安打不可能」「異次元」と驚きの声が集まった。

 とにかく速い。1-0の9回、守護神カミロ・ドバルがマウンドへ。2死走者なしで左打者ジョシュ・ベルを迎え、2-2からの6球目だった。外角に投じた球は驚異の103マイルだ。空振り三振でゲームセット。バックネット裏のファンも驚いた表情を見せた。

 MLB公式サイトによると、球種はカットボール。米カリフォルニア州地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」のジャイアンツ専門ツイッターは、剛速球が“爆誕”した動画を公開した。米ファンからは「驚くことしかできない」「文字通り安打不可能」「異次元」「103マイルかよ!」「何だこれ?」「エゲツないカットボールだ」と度肝を抜かれた様子のコメントが相次いだ。

 ドミニカ共和国出身のドバルは2年目の25歳。今季途中から守護神を務め、47登板で15セーブ目を挙げた。

(THE ANSWER編集部)