ペットボトルの炭酸が長持ち!ダイソー、キャンドゥの「炭酸キープキャップ」使い比べたら感動した。
暑い夏こそ、冷たい炭酸ドリンクでしゅわっと喉を潤したいですよね。
ただ、ペットボトルの炭酸飲料は、一度開けてから保存すると、すぐに炭酸が抜けてしまうことも。
そんな時に役立つのが、炭酸の抜けを防止してくれる、ポンプ式のキャップ。
今回は、100円ショップの「ダイソー」と「キャンドゥ」で手に入る商品2つを使い比べてみました。
ポンプを動かしやすかったのは...
ダイソーでは、「炭酸を逃がしま栓」。キャンドゥでは「ペットボトルの炭酸長持ち 炭酸キーパー」という商品が販売されています。価格はどちらも110円です。
取り出してみると、大きさやつくりはほとんど一緒。カラーはダイソーが青、キャンドゥが白です。
縦のサイズを測ってみると、ダイソーが11cm、キャンドゥが12cmでした(※編集部での実測値)。
ポンプはダイソーが四角く、キャンドゥは楕円形です。商品のパッケージには、ダイソーが500mlと1.5L、キャンドゥが500ml〜1.5Lまでのペットボトルに対応しているとの記載がありました。
さっそくセットしていきましょう。
今回は、500mlのペットボトルの炭酸水を使います。
開けてから中身をコップ1杯分減らし、100円ショップで買ったキャップに付け替えて24時間保存。1日経過したあと、どれくらいしゅわしゅわ感が残っているのか見ていきます。
同じ条件で、もともと商品に付いているキャップで24時間保存した場合、どの程度炭酸が残っているのかも確かめるため、3本用意しました。
ダイソー、キャンドゥどちらも、セットの方法は同じです。まずはキャンドゥから。
本体は、キャップとポンプに部品が分かれます。
ペットボトルのキャップを外して、キャンドゥのキャップを取り付けます。ペットボトルの飲み口にぴったりはまりました。
次に、ポンプ部分を、キャップの奥まで差し込みます。
そして、ポンプを空気入れのように上下に動かして、空気を注入します。何度も動かし続けると、次第にペットボトルがかたくなるので、ある程度かたくなったら止めましょう。
あとはポンプを外し、キャップを付けた状態で、冷蔵庫で保存するだけです。
ダイソーも同じ要領で、空気を入れていきます。
今回は、ダイソーとキャンドゥどちらも30回ずつプッシュしました。ペットボトルの固さも同じくらいです。
実際にやってみて、キャンドゥはポンプを動かす際に少し力が要りました。ダイソーのほうが柔らかくて動かしやすく、比較的ラクに空気を注入できました。
炭酸水は開けた直後に飲むと、強炭酸で舌がしびれるほどしゅわっとしましたが、1日後どうなっているでしょうか。
普通のキャップとは全然違う!
約24時間冷蔵庫で保存し、再び開封していきます。
まずは、何もしていない普通のキャップから。ペットボトルを開けた瞬間、「ぷしゅー」っという音。
グラスに注いで飲んでみると、強炭酸だったためか、まだしゅわしゅわ感が多少残っていました。ただ、昨日開けた直後のような舌が痛くなるような強さはありません。弱めの炭酸がはじけている印象です。
次に、キャンドゥのキャップを開けます。フタを取ると「ぷしゅっ!!!」という高くて大きい音がしました。
グラスに注いだ途端、勢いよく炭酸が弾けだします。飲んでみると、24時間前に飲んだ強炭酸そのもの。しゅわしゅわっと細かく、強めの炭酸がのどを通っていきます。
こうやって比べると、普通のキャップとは全然違うことがわかります。
もう一方のダイソーのキャップも開けてみます。
「ぶしゅっ!!!」と、低く太い音がしました。キャンドゥのものとは音が違いますね。
見た目も炭酸が強く弾けていることがわかり、飲むと、同じく強炭酸のしゅわしゅわ感がしっかり楽しめます。
個人的には、若干ですがダイソーの方が、飲み込むときに炭酸を強く感じました。また、炭酸の泡も大きかった気がします。それでも、ほとんど優劣はないでしょう。
ただ、使いやすさからみれば、前述の通り、ダイソーのほうが空気を入れやすかった印象です。
使用したあとに洗うのが多少手間ですが、普通に保存するよりも持ちが全然違います。
110円と気軽に買えるので、気になる人は試してみてください。